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プロ野球

相性の悪さを払拭!埼玉西武・浅村が3安打5打点の大暴れ!

8回西武1死一、二塁、浅村が左中間に3ランを放つ=北九州【写真提供:共同通信社】


 埼玉西武の浅村栄斗が18日の福岡ソフトバンク戦で今季9度目の猛打賞を記録。チームの連敗ストップに貢献した。

 前日まで今季の対福岡ソフトバンクで打率.186、本塁打0と、苦しい状況が続いていた浅村。この日も初回、1死2塁とチャンスで第1打席を迎えるも空振り三振に倒れてしまった。このまま相性の悪さを引きずってしまうかと思われたが、2回に1死満塁と再びチャンスで打席に入ると、相手の先発・武田翔太のアウトコース低めのスライダーを見事に捉え、センターの頭を越える2点タイムリー2塁打を放った。

 そして6回の第4打席では、バットを折られながらもしぶとくレフトへ打球を運ぶ技アリのヒット。続く第5打席では、ダメ押しとなる第19号3ランをレフトスタンドへ放り込んだ。

 苦手克服のきっかけとなる猛打賞をマークした浅村の活躍もあり、チームも15安打12得点で快勝。ヒーローインタビューで浅村は、「しっかり相手のクイックに合わせてうまく打つことができた」と、今季初となった福岡ソフトバンク戦でのアーチを振り返った。

 「毎年、ソフトバンクにやられているので、3つ負けるわけにはいかない」と、同一カード3連敗は阻止したかったという浅村。そんな大切な試合で大活躍を見せられるキャプテンの存在は非常に大きい。