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プロ野球

吉田が1試合2ホーマー!曽根の9回逆転タイムリーで首位確定!
ハイライト動画(2016アジアウィンターリーグ台湾第19日目)

※掲載期限切れのため動画は削除しました

2016年アジアウインターリーグ(台湾)の第19日目。現在首位のNPBウエスタン選抜は2ゲーム差で追う2位の韓国プロ野球選抜と試合を行った。先発オーダーは、以下のメンバーになった。

1(中)横田慎太朗(阪神)
2(一)古澤勝吾(福岡ソフトバンク)
3(二)大城滉二(オリックス)
4(右)吉田正尚(オリックス)
5(指)近藤弘基(中日)
6(捕)栗原陵矢(福岡ソフトバンク)
7(左)幸山一大(福岡ソフトバンク)
8(三)曽根海成(福岡ソフトバンク)
9(遊)宗佑磨(オリックス)

勝つか引き分けで1位が決まる2位・韓国プロ野球選抜との直接対決は、苦しい立ち上がりとなった。

しなやかな腕の振りの先発左腕・横山雄哉(阪神)が初回、先頭打者にいきなり一発を浴びるとさらにタイムリーも許し立ち上がりに2失点。2回にも2点本塁打でさらにリードを広げられてしまう。打線は4点を追う3回、1死から曽根がチーム初安打となる2塁打で出塁し宗がレフト前タイムリーで続き1点を返す。ここから反撃に転じたいところだったが、直後に横山が3イニング連続となる被弾。ここまでの14試合で11本塁打を放っている韓国プロ野球選抜の強力打線につかまってしまった。

中盤は左サイドの児玉龍也(福岡ソフトバンク)、今大会10回2/3を投げて防御率0.00と安定感のある青山大紀(オリックス)が得点を許さずつなぐと、6回までわずか2安打と沈黙していた打線は7回、1死から主砲・吉田が右中間へ一発を放ち点差を詰める。

4番手としてマウンドに上がったトルネード左腕・島袋洋奨(福岡ソフトバンク)が8回をきっちり3人で抑えると3点を追う9回、1死から途中出場の溝脇隼人(中日)が2塁打で出塁し吉田が2打席連発となる本塁打を放つ。今大会4本目となる4番の一振りで1点差に迫ると近藤、幸山の安打で2死1、3塁とチャンスを作りさらにこの日2安打と当たっていた曽根が右中間を真っ二つ。打球がフェンス際まで転がると同点のホームを踏んだ三走・近藤に続いて一塁から幸山も生還し逆転に成功。土壇場で試合をひっくり返し、最後は今大会8回1/3で12奪三振の石崎剛(阪神)が韓国プロ野球選抜のクリーンアップから圧巻の3者連続三振締め。劇的な逆転勝利で韓国プロ野球選抜を下し首位を確定させた。

ウ選抜 001 000 104 6
韓選抜 221 000 000 5