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プロ野球

チームを4連勝に導く一発!埼玉西武・秋山が今季13号ソロで試合を決める!

11回西武1死、秋山が右越えに決勝ソロを放つ=楽天生命パーク【写真提供:共同通信社】


埼玉西武の秋山翔吾が8日の東北楽天戦で延長戦に終止符を打つ一発を放った。

 前日までの東北楽天戦では打率.345、打点11、本塁打5と相性の良さを見せつけていた秋山。しかし、この日は八戸大時代の同級生である相手先発・塩見貴洋に抑え込まれた。第1打席は高めのスライダーを打たされレフトフライ、第2打席では2ボール2ストライクからフォークを振らされ三振に倒れた。第3打席はシュートでつまらされ内野ゴロ。第4打席も、2番手ハーマンに空振り三振に抑えられてしまう。試合は延長に入り10回表にチームが2本のホームランでリードを奪うも、裏に再び追いつかれてしまう。嫌な流れで迎えた延長11回表。1死ランナーなしの場面で秋山は、「出塁してもう一回こっちに流れがくるように」との思いで打席へ。ここでノーボール1ストライクから、2球目の甘く入ったスライダーを見事に振り抜いた。打球はライトポールを巻いてスタンドに着弾。第13号ソロとなり、チームは4対3で勝利を収めた。

 貴重な一発を放った秋山は、ヒーローインタビューで「1番バッターがもっと早くから仕事ができていれば、(菊池)雄星も楽に投げれたと思うんですけど、最後に最高の結果になってホッとしています」と安堵の表情を見せた。前日まで7月に入ってからの3試合で2安打と調子が落ちていた秋山。しかし、この日のホームランは調子を取り戻す特効薬になるはずだ。