- プロ野球
2018.06.30 19:57
貫禄の7回無失点!東北楽天・岸が「新旧11番対決」を制して自身7連勝!
東北楽天の岸孝之が30日の古巣・埼玉西武戦に先発して7回を3安打無失点の好投。背番号11の後継者である今井達也の前で自身7連勝での8勝目を挙げた。
「逃げずにしっかりと勝負できたらいいかなと思っていました。無駄なランナーをためないようにしようと思っていましたけど、フォアボールもありましたけど、なんとか0で抑えられたのでよかったです」と岸。12球団最高打率&最多得点を誇る“山賊打線”を相手に立ち上がりから危なげないピッチング。5回まで源田壮亮に許したヒット1本のみに抑えて主導権を握ると、6回2死1、3塁のピンチにも4番・山川穂高をフルカウントからの外角スライダーで空振り三振。狙い通りのボールに、捕手の嶋基宏と同時にガッツポーズを繰り出した。
「嶋もよくリードしてくれますし、野手のみなさんが守ってくれるので、僕もそれに応えてしっかりと投げるだけだと思っています」と7回を3安打無失点、8個の三振を奪う好投。自身の“後継者”である今井が6回途中5安打6失点で降板する中、“先輩”として貫禄のピッチングで今季8勝目。自身の連勝を7に伸ばした。
「明日もあるので、暑くなってきましたけど、(応援)よろしくお願いします」と岸。先輩ではあるが、まだまだ働き盛りの33歳。タイトル争いをリードするだけでなく、チームの上位進出も、まだまだ諦めてはいない。