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プロ野球

6月絶好調!東京ヤクルト・青木が3安打4打点の大暴れ!

 東京ヤクルトの青木宣親が27日の中日戦で先制2ランを含む3安打4打点の大暴れ。チームの3連勝に貢献した。

 いきなりだった。「2番・センター」でスタメン出場すると、初回無死2塁で迎えた第1打席で、中日の先発・藤嶋健人の高めのストレートを叩いてライトスタンドへ。今季6号の会心の一発に「(1番の)西浦がいい形で出塁してくれたし、先制のチャンスだったので積極的に打ちにいった結果、いい角度であがってくれました」と青木。さらに続く3回無死2、3塁のチャンスで迎えた第2打席で左中間へ弾き返すタイムリー2塁打を放つと、5回の第3打席でも2塁打をマーク。3打数3安打4打点でお役御免での途中交代となった。

 これで2試合連続本塁打に加えて、2試合連続での猛打賞の活躍。5月を終えた段階では打率.265、2本塁打、18打点だったが、6月は77打数28安打の打率,364に加えて4本塁打、21打点と一気に調子を上げて、打率.296と3割も目前となった。

 かつて年間200安打を2度達成した稀代のヒットメーカー。7年ぶりの日本球界復帰でやや大人しい数字が並んでいたが、6月に入っていよいよ本領発揮。チームも2位に浮上。衰えしらずの36歳のバットとともに、燕軍団が再飛翔の夏を迎えそうだ。