BASEBALL GATE

プロ野球

復帰即2安打!オリックス・吉田正が“絶好調継続”のタイムリー!

5回オリックス2死一、三塁、吉田正が中前に適時打を放つ=メットライフドーム【写真提供:共同通信社】


オリックスの吉田正尚が26日の埼玉西武戦で2安打1打点の活躍を見せて勝利に貢献した。

 交流戦で打率.397、3本塁打、10打点の活躍でMVPを受賞するも、最終戦で右足首をねんざ。この日、「4番・DH」で3試合ぶりの先発復帰を果たすと、4回の第2打席でレフト前ヒットを放ってチャンスメイクし、続くロメロが12号2ランで生還。続く5回の第3打席では、2死1、3塁から「追加点が欲しい場面でしたし、追い込まれていたので、食らいついていきました」と埼玉西武の先発・十亀剣のカーブをしぶとくセンター前に弾き返し、「なんとかランナーをかえすことができてよかったです」と貴重な追加点を奪って見せた。

 右足首はまだ万全ではないが、この日の2安打1打点の活躍で好調キープをアピール。プロ1年目が63試合、2年目が64試合出場と、ともに長期離脱が響いて不完全燃焼に終わっていたが、3年目の今季はすでにこの日で69試合目の出場。もはやチームに欠かせない存在となっているだけでなく、来月のオールスターゲームにもファン投票で初選出され、「ファンのみなさんにも楽しんでいただけるようなプレーをできれば」と意気込んでいる。チームはまだ4位だが、この日の勝利で首位・埼玉西武とのゲーム差は「4」。その差をさらに縮めるためには、絶好調男のフルスイング継続が必要不可欠だ、