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プロ野球

交流戦トップの7本目!福岡ソフトバンク・上林が逆転2ランで勝利を呼び込む!

8回ソフトバンク2死一塁、上林が左越えに逆転2ランを放つ=神宮【写真提供:共同通信社】


福岡ソフトバンクの上林誠知が19日の東京ヤクルト戦で決勝アーチを放った。

 主力にケガ人が相次ぐ中、開幕からスタメン出場を続けている上林。交流戦はこれまで得点圏打率4割台、本塁打もトップタイの6本と、勝負強さを見せつけていた。この日は6月8日以来の5番(守備はセンター)で出場。2回の最初の打席では、追い込まれてから6球目のストレートを弾き返すセンター前ヒットで、無死1塁2塁とチャンスメイク。その後、 チームは逆転を許したが、8回表2死1塁の場面で打席に入ると、「ボールに必死に食らいついていこう」と3球目のストレートをジャストミート。低い弾道でレフト方向へ飛んだ打球はファンが待つスタンドへ。これが試合を決める今季10号逆転2ランとなった。

 交流戦最後の試合でお立ち台に上がった上林は、「感触はあったんですけど、弾道が低かったので全力で走っていました。歓声を聞いて入ったと思いました」と笑み。交流戦だけで7本塁打を量産したことについて、本人は「ホームランバッターではないので、(量産の)時期が6月だっただけ。また、頑張りたい」と謙遜するも、昨年以上に打撃面の成長が伺えることは確かだ。