- プロ野球
2018.06.16 22:15
来日初完封!千葉ロッテ・ボルシンガーが自身7連勝でハーラートップタイの8勝目!
千葉ロッテのボルシンガー16日の読売巨人戦で9回を4安打無失点に抑えて来日初完封。リーグトップに並ぶ8勝目を挙げた。
「相手ピッチャーも良いピッチングで、本当に素晴らしい試合だった思う。少ないチャンスを1点取ってもらって、本当に楽しく自分のピッチングができたと思う」とボルシンガー。初回に不運なヒットと野選でいきなり無死1、2塁とされたが、陽岱鋼をスライダーで空振り三振に仕留めると、続く岡本和真はストレートで外野フライ、そして阿部慎之助をナックルカーブで見逃し三振。大ピンチを無失点で切り抜けると、2回2死1、2塁のピンチにも慌てることなく坂本勇人をスライダーでサードゴロ。3回以降は相手先発・田口麗斗との緊迫の投手戦の中でリズムよくアウトを重ね、9回を112球、7奪三振で投げ切った。
試合後のヒーローインタビューでは、「本当に嬉しいです。特に、いつもいつも言っているんですけども、田村捕手に相手打者の傾向とか対策とか、いろいろ聞いて。彼がいなかったらこれまで自分のピッチングができない。本当に信頼していますし、彼がいてこその自分だと思っています。本当に感謝の気持ちでいっぱいです」と感謝の言葉を並べたボルシンガー。これで自身7連勝を飾り、ハーラートップタイの8勝目。安定感抜群のピッチングで防御率も2.06にまで下げた右腕は、「打者の皆さんにいつも助けられて点を取っていただいている」とチームメイトの感謝を持ちながら、来日1年目の日本を謳歌している。