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横浜高校野球部が送り出す152km右腕。藤平 尚真(横浜高)

「時は来た!ドラフト指名を待つ男たち」

藤平 尚真 ふじひら・しょうま
横浜高
投手・右投右打・185センチ83キロ・1998年9月21日生(18歳)

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過去に剛腕投手を数多く生み出してきた横浜高校野球部が2016年に送り出す最速152キロ右腕。常時140キロ中盤を記録するストレートの他にも、打者の手元で鋭く曲がる130キロ前後のスライダー、落差の大きいフォークを投げ分ける。さらに右のオーパースローでは珍しいシンカーも織り交ぜることができ、パワーピッチングに加え技巧派の一面も兼ね備える。

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もう1つの強みは国際経験の豊富さ。千葉市リトルシニア時代には侍ジャパンU-15代表の一員として「15Uアジアチャレンジマッチ2013」に出場。最速141キロをマークし優勝に貢献。今年9月、唯一の二世代連続代表として名を連ねた侍ジャパンU-18代表「第13回BFAアジアU-18選手権」では大会登板こそ1試合に留まったが、侍ジャパン大学代表との壮行試合で最速149キロをマークし1回を1奪三振無失点。ポテンシャルの高さを見せている。

その裏には横浜高校入学後の研鑽がある。2年春に松坂大輔を育てた渡邊元智監督(当時・現終身名誉監督)から「左足を高く上げ、左手で壁を作り、足が着地するときに間を作る」フォームの指導を受け、2年夏には145キロ前後まで球速を伸ばし神奈川大会準優勝。2年秋は県大会で最速151キロを計測。2年秋の関東大会初戦敗退後は、さらなる肉体強化に励み、スライダー、フォークも磨き直した。

結果、最後の夏は神奈川大会で22回3分の2を投げて30奪三振、6失点の力投で、3年ぶりの甲子園出場への大黒柱に。甲子園でも1回戦・東北戦で先発6回3分の2を投げて14奪三振。2回戦の履正社戦でもチームは敗れた中、自身は2番手で6回3分の1を4安打無失点7奪三振。天賦の才能に努力を積み上げ実績を残した藤平は、10月20日・運命の日を静かに待つ。

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