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プロ野球

広島東洋・丸が2安打2打点&好捕!節目の1000試合で大ハッスル!

楽天戦で通算千試合出場を達成し、ファンの声援に応える広島・丸=マツダ【写真提供:共同通信社】


 広島東洋の丸佳浩が8日の東北楽天戦で攻守にわたる活躍でチームを勝利に導いた。

 初回に1死2塁のチャンスで先制点となるタイムリー2塁打を放った丸は、3回の守備で2死1、2塁の場面で、ウィーラーのセンター前へのライナー性の打球を好捕し、立ち上がり不安だった先発の大瀬良を救った。そしてその裏、先頭打者で打席に入ると、今度は追加点となるソロ本塁打をライトスタンドに叩き込んで見せた。

 「得点圏だったので、積極的に入った中で、うまくとらえることができた」と先制打を振り返った丸は、逆方向へのタイムリーを「素直に逆らわずに打つことができた。最近はああいった打撃ができなかったので、内容のある打席だった」と自画自賛。3回の守備については「正面の打球でなく、少しズレていたので判断しやすい打球だった」と振り返った。同じようなプレーで足を痛めて戦線離脱となっていた経緯もあったが、「ためらいなくいけた」と不安を一蹴した。

 この日は通算1000試合出場達成のメモリアルゲームとなった。丸は「節目の試合で勝ちに貢献できたのは嬉しいし、記憶にも残ると思う」と喜んだ。4月末の故障離脱で、13年から続いた連続出場が700試合でストップしたが、復帰後は3試合代打出場の後、ここ数年は不動の「3番・センター」で、すべてのスタメン出場を続けている。「それが目的ではないが、これからも1試合ずつ積み重ねていければいい」という丸にとっては、通算1000試合出場も通過点に過ぎない。