- プロ野球
2016.12.05 12:49
交流戦MVPのSB城所が倍増&2年契約 「予想以上。評価していただいた」
5日、ソフトバンクの城所龍磨外野手が契約更改に臨んだ。「予想以上。評価していただいた」と、倍増となる推定年俸4000万円の2年契約でサインした。
■グッズは『キドコロ○○中』へと“進化”、球団から「野球以外でも貢献してくれてありがとう」
5日、ソフトバンクの城所龍磨外野手が契約更改に臨んだ。「予想以上。評価していただいた」と、倍増となる推定年俸4000万円の2年契約でサインした。
今季の城所は、84試合に出場して打率.264、6本塁打、19打点、11盗塁を記録。特に、交流戦ではMVPに輝く大活躍を見せ、それが球団の評価につながった。
「球団からも『前半はすごく活躍してくれた』と言っていただいたが、『それが長続きするように、息切れしないように』とも言われた。自分の可能性を少しは感じることができたし、やっていることが間違っていなかったなとも思うが、それを継続してしっかり出せるようにしたい」
シーズン後半に尻すぼみになったことは、城所自身がよくわかっている。どうすれば調子を継続できるのか、事あるごとに内川聖一にアドバイスを求めたという。
■シーズン通しての活躍へ「いい時が普通になれるように」
「自分で自分の状態が分かりすぎたところがある。内川さんには『(調子を)戻そうと思い過ぎてはダメ』だと言ってもらった。(調子が)いい時が普通になれるようにしたい」
また、交流戦MVPによって『キドコロ待機中』グッズは『キドコロ○○中』へと“進化”して売上も急増。「球団から『野球以外でも貢献してくれてありがとう』とお礼を言われた」と照れ笑い。
「秋季キャンプは本当にきつかった。リーグ優勝、日本一になれないと、こうなるんだな、と(笑)。来年はパレードしたいです」
来季は「スタメンを狙っていく」と、シーズンを通した『待機中』返上に燃える。
藤浦一都●文 text by Kazuto Fujiura