BASEBALL GATE

侍ジャパン

【試合動画はこちら】オコエ選手(東北楽天)の見事な右方向への打球!ハイライト動画(2016アジアウィンターリーグ台湾第10日目)

※掲載期限切れのため動画は削除しました

2016年アジアウインターリーグ(台湾)の第10日目。NPBイースタン選抜はアマチュア選手で構成されながらも健闘する中華台北トレーニングチームと試合を行った。先発オーダーは、以下のメンバーになった。

1(中)オコエ瑠偉(東北楽天)
高校時代は、侍ジャパンU18代表にも選出され、俊足、強肩、強打の外野手として関東一高から2015年ドラフト1位で入団した。今シーズンは、6月18日の横浜DeNA戦で、東北楽天の高卒新人選手としては初となる一軍公式戦での本塁打を記録するなどポテンシャルの高さを見せた。

2(右)重信慎之介(読売巨人)
2015年ドラフト2位で 早稲田大から入団。俊足・巧打の外野手としてチームからの期待は高く、ルーキーイヤーとなる今シーズンは25試合に出場、15安打5盗塁を記録した。

3(遊)平沢大河(千葉ロッテ)
2015年ドラフト1位で仙台育英高から入団。侍ジャパンU18代表に選出されて出場したIBAF U18ワールドカップでは、大会ベストナインに選出されるなど走攻守高いポテンシャルを持つ遊撃手として注目を浴びた。ルーキーイヤーとなった今シーズンは、8月17日の楽天戦で、1軍24打席目にしてプロ初安打を放つなど苦しんだシーズンとなったが、来期の巻き返しが期待される。

4(三)廣岡大志(東京ヤクルト)
2015年ドラフト2位で智弁学園高から入団。高卒1年目の初打席で、現役最後の登板となった先発の三浦大輔(横浜DeNA)から一軍初本塁打を放つなどスター性を感じさせた。侍ジャパンU23代表でもホームランを放つなど、来シーズンの飛躍が期待される。

5(捕)嶺井博希(横浜DeNA)
2013年ドラフト3位で亜細亜大から入団。今シーズンは、チームメートである戸柱の台頭で捕手としての出場機会は減ったが、巨人とのクライマックスシリーズ第3戦で勝ち越しの適時打を放つなどチームのファイナルステージ進出に貢献した。捕手として来シーズン勝負するためにも、ウィンターリーグで実戦経験を磨く。

6(二)山本泰寛(読売巨人)
2015年ドラフト5位で慶応大から入団。堅実なセカンド守備とパンチ力もある打撃で、大学の先輩でもある高橋由伸監督からの期待も高い。2016シーズンは27試合に出場し、20安打を放った。

7(指)渡辺大樹(東京ヤクルト)
2015年ドラフト6位で専大松戸高から入団。ルーキーイヤーの1軍出場はなかったが、高校時代から強打の遊撃手として注目されている逸材だけに、走攻守すべての面でレベルアップを目指す。

8(一)網谷圭将(横浜DeNA)
2015年育成ドラフト1位で千葉英和高から入団。背番号は最も2桁に近い100を背負い、春季キャンプでは1軍の紅白戦で安打を放つなど順調なプロ生活のスタートを切ったが、左手を骨折し離脱。夏場に実戦復帰するもイースタン19試合の出場にとどまった。ウインターリーグで飛躍のきっかけをつかみたい。

9(左)山崎晃大朗(ヤクルト)
2015年ドラフト5位で日本大から入団。真中監督の現役時代の背番号31を受け継ぎ、2016年シーズンは1軍も経験。侍ジャパンU23代表にも選出され、世界一に貢献した。

試合開始時点でのチーム打率は.207。中々打線の調子の上がらないイースタン選抜は初回に安打を放った重信が牽制死、3回にもオコエが安打で出塁するが2死からでチャンスを広げることが出来ない。

すると先発としても中継ぎとしても実績のある宮國椋丞(読売巨人)が2回に先頭打者に本塁打を浴びるなど2点の先制を許してしまう。それでも4回無死1、2塁の場面では相手が試みたバントを好フィールディングで処理。三塁封殺でピンチの芽を摘むと後続を断ち無失点、5回無死2塁でも中華台北トレーニングチームの上位打線を3者連続で見逃し三振に仕留め追加点は許さない。

待望の反撃は6回、オコエが2塁打を放ちチャンスメイクすると1死後、平沢がタイムリー2塁打。前日の先制本塁打と同じくライト頭上を襲う鋭い打球で価値ある打点を挙げた。

しかし高卒ルーキーコンビの活躍で1点差に迫った直後、宮國が2死から被弾。この後さらにタイムリー内野安打で1点を失った。

劣勢で迎えた7回にも奪三振能力に優れた福地元春(横浜DeNA)が代わり端に5安打を浴び、守備の乱れもあって3失点。終盤にリードを広げられると8回に1死2、3塁とチャンスは作ったが、この日4番を任された廣岡、代打・宇佐美真吾(読売巨人)が連続三振に倒れあと1本が出ず。追い詰められたが、6点差で迎えた9回に途中出場の増田大輝(読売巨人)、代打・青柳昴樹(横浜DeNA)が安打を放ち、チャンスを作ると網谷がセンター前にタイムリー。なおも無死満塁からあとわずかで柵越えというオコエの犠牲フライと、重信の内野ゴロの間に得点を挙げるが反撃もここまで。

打線は9回に意地を見せたが、8回まで連打が一度もなく投手陣は被安打16。投打に精彩を欠き、初めてウエスタン選抜以外の相手に黒星を喫する悔しい試合となった。

イ選抜 000 001 003 4
中台ト 020 002 30× 7