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プロ野球

3番・松田が2発!福岡ソフトバンクが交流戦負けなし6連勝!

7回、この試合2本目の本塁打を放ち喜ぶソフトバンク・松田。捕手嶺井=ヤフオクドーム【写真提供:共同通信社】


 福岡ソフトバンクの松田宣浩が3日の横浜DeNA戦で2本塁打を含む3安打の活躍を披露。チームの交流戦6連勝に貢献した。

 両軍3本ずつの本塁打が乱れ飛ぶ打撃戦を制したのは福岡ソフトバンクだった。工藤公康監督は先発の武田翔太を4回で諦め、5回から岡本健、モイネロ、二保旭、嘉弥真新也、加治屋蓮、森唯斗とつないで僅かなリードを守り抜いた。

 その中で、目立ったのが松田だった。1日の試合でスタメン落ちした松田は、2日にスタメン復帰すると猛打賞、2打点の活躍。そしてこの日は工藤監督の提案で3番に起用された。すると3回裏の第2打席で左中間への11号ソロ、1点リードの7回裏の第4打席では右中間へ12号ソロと、ともにリードを広げる効果的な一発。松田は「2発目の逆方向は、練習でいつも狙っている感覚。ワイドに打てれば調子も上がってくる」と満足気に語った。

 屈辱のスタメン落ちから、2試合連続の猛打賞で2打点。「勝負の世界、結果の世界だから(スタメン落ちは)仕方ない。もっと若い時のように、がむしゃらにやらないと。今年で13年目になるが、1、2年目で持っていた“打席に入って打つ気持ち”は変えてはいけない」と、改めて初心に戻って結果を出した。

 3番起用を提案した工藤監督も「センター方向、逆方へと見事なホームランでした。彼がいい時は逆方向にも飛ぶからね」と、自らの提案が吉と出たことを喜んだ。ムードメーカーの活躍で、チームの勢いはまだまだ続きそうだ。