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交流戦4連覇に挑むソフトバンクの“不安材料”をデータで解明【PR記事】

【写真提供:共同通信社】

※データは2018年5月23日時点

2018年シーズンも開幕から2カ月近くが経過し、5月29日からはいよいよ交流戦に突入する。普段は戦う機会がないチーム、球場での試合という希少性はもちろん、同一リーグの他5チームが敗北し、自チームだけが勝利する “1人勝ち”など、リーグ戦では発生し得ない順位変動が起こる可能性がある点も見どころのひとつだ。また、2015年からは勝ち越したリーグに賞金が分配され、ドラフト会議におけるウエーバー指名の優先権が与えられるなど、“リーグ対抗戦”の色も濃くなってきている。

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そんな交流戦で無類の強さを見せているのが、昨季の日本一に輝いたソフトバンクだ。過去13年間で実に7度の最高勝率を記録しており(表1)、交流戦での通算勝率.627は2位以下に大きく水をあけている(表2)。工藤公康監督が就任した2015年からは3連覇中ということもあり、今季もソフトバンクが最高勝率の有力候補であることは間違いないだろう。


ただ、今季のソフトバンクは勝率.524で、首位・西武から4.5ゲーム差の3位。十分な好位置につけているものの、昨季は94勝49敗、勝率.657という圧勝で頂点まで駆け上がったことを考えれば、やや苦戦を強いられているようにも映る。その一因に挙げられるのが、故障者の続出だろう。特に顕著なのが救援陣で、岩嵜翔、サファテ、五十嵐亮太と、昨季は防御率1点台と抜群の安定感を誇った3投手が早々にリタイアしたのは、大きな誤算だったはずだ(表3)。


その影響は、投手起用にも表れている。今季のソフトバンクは、先発投手を“引っ張る”傾向にあるのだ。先発の平均投球回6.37、平均投球数108.5はいずれもリーグ最多で(図1、2)、昨季はそれぞれ5.83回、97.5球だったことを鑑みれば、かなり際立った変化といえる。昨季はブルペンの陣容が盤石ゆえに、余裕を持って先発を降板させられていたのに対し、今季は救援の手薄さを先発でカバーせざるを得ない、という事情もあるのだろう。


先発投手を引っ張る一方で、救援投手は小刻みに継投するのも特徴的だ。救援の平均投球回0.88はリーグで最も少なく(図3)、救援した投手の実に39.3%が1イニング未満で降板している(図4)。4月12日の日本ハム戦では、8回に2番手・嘉弥真新也、3番手・加治屋蓮、4番手・モイネロがそれぞれ打者1人ずつと対戦して3つのアウトを奪う、“一人一殺”のリレーもあった。こういった事例からも、首脳陣が投手のやりくりに苦心している様子がうかがい知れる。


救援陣に一抹の不安を抱えるソフトバンクが交流戦を戦う上で、ネックになるのがDH制の有無だ。セ・リーグの主催試合はDH制不採用で行われるため、当然ながら投手も打席に立つ必要があり、継投の判断に「投手の打順との兼ね合い」という要素が加わる。そして、この要素は概ね継投を早める方向に働くことが多い。昨季までの5年間において、イニングと投球数別に先発投手が続投する確率をまとめたのが表5だが、特に中盤以降に投球数が100球を超えたあたりで、DH制の有無によって続投確率が大きく異なってくることが分かる。中盤の好機で先発投手に打順が回ったとき、ソフトバンク首脳陣がどのような判断を下すのかは、今季の交流戦で注目したいポイントのひとつだ。


ちなみに、交流戦でソフトバンクが6回終了時点でリードしていた状況から敗北したケースは、2014年6月11日の中日戦を最後にない(表6)。以降、このシチュエーションに持ち込めば37試合連続で白星を挙げており、これは昨季終了時点で12球団最長だ。迎えた今季、工藤監督はベストメンバーには程遠い救援陣をどう運用し、いかにしてこの記録を継続させていくのか。就任から4年連続の交流戦最高勝率に向けて、その手腕が最も問われるのは、継投策かもしれない。

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