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データで徹底比較!大谷翔平は松井秀喜よりも本塁打を放てるか【PR記事】

※データはすべて米国時間で5月23日終了時点

【写真提供:共同通信社】


 MLBでのデビュー早々、衝撃的な活躍を見せている大谷翔平。中でも打者としての活躍は期待以上のものではないだろうか。大谷は94打席ですでに6本塁打を放っており、打席に対する本塁打の割合は6.4%となる。これはエンゼルスのスーパースターであるマイク・トラウトの6.5%とほぼ同等の数字だ。
 日本人メジャーリーガーとしては、ヤンキースで7年間活躍し、大谷と同じエンゼルスでもプレーをした松井秀喜以来のスラッガーといって良いだろう。

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 あくまでも「現時点」の話だが、大谷翔平の本塁打割合はこれまでの日本人メジャーリーガーと比べて最も高く、上の表のように、松井のどのシーズンよりも良いペースで本塁打を放っている。
 ここまでのエンゼルスの試合数から大谷の本塁打数を単純に試算すると、年間約20本塁打が見込めるペースで、これは松井がMLBの1年目に記録した16本を上回る計算だ。


 大谷と松井のMLB1年目のデータにはスラッガーらしからぬ共通項もある。どちらも「ゴロ割合」が高いのだ。
 ゴロ割合は打球に占めるゴロの割合を表すデータだが、2003年の松井は打球の半分以上がゴロで、今年の大谷も49.2%とほぼ半数がゴロとなっている。


通常、本塁打割合が高い打者ほど、ゴロ割合は低くなる。上の図は縦軸に本塁打割合、横軸にゴロ割合を表したデータで、各円は2003年MLBでの規定打席到達者の位置を表している。最も「左上」に位置するのはMLB通算で歴代1位の762本塁打を放ったバリー・ボンズであり、この年もMLBで3位タイの45本塁打を放っていた。
 一方、この年にデビューした松井は「右下」に位置しており、ゴロ割合が高く、本塁打の割合もそれほど高くなかったことが分かる。


今季の大谷も1年目の松井と同様にゴロ割合が高いのだが、その内容は少し異なる。対左右投手別にデータを見ると、松井が左右ともにゴロを量産していたのに対して、大谷がゴロを打ちやすいのは左投手だけだ。


大谷が対左右投手別にどのような打球を放っていたのか、Statcastのデータを見てみると、その傾向もはっきり分かる。これは右投手に対しての大谷の打球速度と上下方向への打球角度を表した図である。
 MLBでは速度と角度から打球を6つに区分しており、赤いゾーンは「バレル」という長打になりやすい打球速度と角度の組み合わせを表している。他にも、バレルまであと少しの打球は「ソリッドコンタクト」、打球速度が速めのライナーは「フレア&バーナーズ」、ゴロ打球は「トップト」、フライ打球は「ヒットアンダー」、60マイル(約96.5キロ)以下の打球は「ウイークコンタクト」と名付けられている。
 図中の黒い点は凡打、黄緑の点はヒットを表しており、大谷は楕円(だえん)で囲った「バレル付近」の打球の多くがヒットとなっていることが分かる。バレルの打球はすでに9本あるが、このうち6本は本塁打だ。

 一方で、対左投手の同じ図を見ると「トップト」、つまりゴロ打球が多いことが分かる。バレルの打球はひとつだけで、対右投手と同じ位置に楕円(だえん)を重ねて見ても、この中に入る打球はわずか2本だ。
 まだ対左投手の打席数が少ないとはいえ、対右投手とは極端な差があることが分かる。


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 ここまでの起用方法をまとめてみると、打者として先発出場が可能だったと思われる試合でも、相手の先発投手が左腕のときは出場なし、または代打という試合が4試合あった。今のところ、エンゼルスの相手先発投手が右腕である試合が多いのは幸運だが、今後は左腕の先発投手が続くカードもあるだろう。特に、左打者の外角へのスライダーを得意球とし、左打者に対して好成績を収めているような左腕が先発するとき、首脳陣が大谷をどのように起用するのか注目したいところだ。
 実際に、日本ハム時代の高卒1年目のシーズンでは対右投手が186打席(172打数42安打3本塁打 打率.244)に対して、対左投手は18打席(17打数3安打0本塁打 打率.176)と、対左右で打席数に大きな差があった。この年のトータルの打率は.238と、二刀流に挑戦した高卒1年目の選手と考えれば悪くない数値だったが、相手投手との相性を考慮して起用した采配にも助けられていたはずだ。


 ただし、日本ハム時代の大谷は決して左投手を苦手とし続けたわけではない。2015年以降ではむしろ左腕をよく打っているのだ。
 大谷が打ち破るべき次の壁は「左投手」だが、日本での実績はあるだけに、今後、どのような対応策で打球の角度を上げてくるのか注目したい。松井のゴロ割合が大きく改善されたのは2年目だったが、大谷の対応のスピードからすると今季の半ばには何かしらの答えを出してくるのではないだろうか。

 果たして、大谷は次なるターゲットである「対左投手」をどのように攻略するのか。これまで同様に我々の想像を簡単に超え、対左右どちらからも本塁打の打てる打者として、シーズン通して松井の記録を超えるような活躍に期待したい。

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