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プロ野球

中日・柳が約1カ月ぶりの白星!自己最多の9奪三振で今季2勝目!

2勝目を挙げ、抑えの田島(右)からウイニングボールを受け取る中日先発の柳=ナゴヤドーム【写真提供:共同通信社】


 中日のプロ2年目右腕・柳裕也が16日の広島東洋戦で7回1/3を7安打2失点に抑え、4月10日の東京ヤクルト戦以来の今季2勝目を挙げた。

 約1カ月前のプロ初完封劇を最後に白星から遠ざかっていた柳。この試合は、持ち味を最大限に発揮。直球と変化球のコンビネーションが秀逸で、立ち上がりから“奪三振ショー”を披露した。初回の菊池涼介とバティスタから2回表の鈴木誠也、松山竜平まで4者連続の空振り三振を奪うと、4回表は菊池を5球連続のスライダーで追い込み、最後は141キロのストレートで見逃し三振。さらに、続くバティスタと鈴木は2者連続の3球三振に仕留めて見せた。

 成長が感じられたのは後半戦。6回以降は打たせて取る投球にシフトチェンジし、7回表に先頭打者の菊池に安打を浴びるも、続くバティスタを併殺打。連打で1、3塁とピンチを迎えるも、野間峻祥をファーストゴロに仕留めてピンチをしのいだ。完投も視野に入ってきた8回表はこの試合初めて与えた四球をきっかけに2点を失ったところで無念の降板。それでも鈴木博志の好リリーフに救われ、9は守護神・田島慎二が締めくくり約1カ月ぶりの白星を手にした。

 試合後の柳は「自分の感覚と投げているボールが一致していたので、腕を振って意図したところに投げきれたのが良かったと思う。ただ8回も任せてもらいながら、結局はランナーを残してマウンドを降りてしまった。長いイニングをしっかりと投げきれるようにやっていきたい」と課題を胸に刻んでいた。次回登板に向けては「1勝目を挙げてから間が空いてしまったので、3勝目はすぐに勝てるように」と自分に言い聞かせるように誓っていた。前向きな反省は勝ったからこそできること。勝てなかった期間を糧に、柳の連勝街道が始まる。