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プロ野球

各球団最後の「奪三振王」は誰だった?


◆ 巨人・菅野、楽天・則本が最多奪三振のタイトル獲得

 今季はセ・リーグが189奪三振の巨人・菅野智之、パ・リーグは216奪三振を記録した楽天・則本昂大が3年連続で最多奪三振のタイトルを獲得した。今季は巨人と楽天の選手だったが、各球団最後に同タイトルを獲得した選手は誰だったのか――。

 セ・パともにこの10年、阪神(12年・能見、13年、14年・メッセンジャー、15年・藤浪)、広島(08年、09年・ルイス、10年、11年・前田)が4年連続、楽天が3年連続(14年~:則本)、日本ハム(10年、11年・ダルビッシュ)とソフトバンク(08年、09年・杉内)が2年と、同じ球団が複数年連続で最多奪三振のタイトルを獲得してきた。

 特にセは07年以降の10年間で最多奪三振のタイトルを獲得した球団は、広島、阪神、巨人の3球団だけ。落合博満監督時代に投手王国と呼ばれた中日は、06年の川上憲伸を最後に、奪三振王を輩出していない。

◆ 各球団最後の最多奪三振獲得選手

【日本ハム】
ダルビッシュ有 276(2011年)

【ソフトバンク】
杉内俊哉 204(2009年)

【ロッテ】
伊良部秀輝 239(1995年)

【西武】
松坂大輔 226(2005年)

【オリックス】
金子千尋 200(2013年)

【楽天】
則本昂大 216(2016年)

【広島】
前田健太 192(2011年)

【巨人】
菅野智之 189(2016年)

【DeNA】
門倉健、三浦大輔 177(2005年)

【阪神】
藤浪晋太郎 221(2015年)

【ヤクルト】
石井一久 210(2000年)

【中日】
川上憲伸 194(2006年)