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高田孝一が自ら決勝打を放ち大学初勝利!法大が東大に連勝で今季初勝ち点【東京六大学野球】

前日の16安打17得点を挙げた法大打線が今日も12安打を放ち東大に10対2と大勝した。

 3回裏に相馬優人内野手(3年・健大高崎)のセンター前への適時打で先制した法大だが、先発の高田孝一投手(2年・平塚学園)が直後の4回表に岡俊希外野手(2年・小倉)に本塁打を浴びてすぐさま同点に追いつかれた。これには高田に期待をかけている法大・青木久典監督も「4番相手に、2ボールから簡単にストレートを投げて打たれてはね」と苦言を呈した。

 それでも挽回のチャンスは5回裏。先頭の安本竜二内野手(3年・静岡)が二塁打で出塁すると打席には9番の高田。ここで青木監督は「良い打者ですし、勝ち星を付けることが彼の成長に繋がると思ったので」と、高田の続投とヒッティングを選択。これに応えるように高田も「自分で取られた点を取り返してやろうと思いました」と、甘く入ったカーブを振り抜くと打球はグングンと伸びてレフトの頭上を越す決勝適時打となった。
 そして6回の投球では「良い表情で良い球を投げ込んでいました」と青木監督が評価したように、先頭打者を出しながらも後続を抑えて役割を果たし、その後の味方の大量点を呼んだ。

 母の日となったこの日の公式戦初勝利に高田は「母と父にはいつも励ましのLINEをもらっていたので、勝った姿を見せることができて良かったです」と笑顔を見せ、「まだ安心できる立場ではないので、任された役割で結果を出していきたいです」と謙虚に今後の抱負を語った。

被本塁打には反省しながらも「変化球で腕が振れて低めに集めることができました」と投球を振り返った

2試合で27得点を挙げて打線も状態が上がってきた法大(写真は先制打の相馬)

★東京大vs法政大2回戦
東大 000100001=2
法大 00102142X=10
【東】●小林、宮本、有坂、濵﨑、山下大、川口—三鍋
【法】○高田、石川、朝山−中村浩
本塁打:東大・岡《4回ソロ》

◎法政大・青木久典監督
「(今季初の勝ち点獲得で)ここから巻き返していきたいです。(ポイントとなるのは)先発投手がゲームメイクをできるかどうか。(リードを許し)後手後手に回らぬようにしていきたいです」

文・写真=高木遊