- プロ野球
2018.05.09 00:14
8年ぶり完封&通算2号アーチ!阪神・秋山が投打に大暴れ!
阪神の秋山拓巳が8日の読売巨人戦で自身8年ぶりの完封勝利をマーク。打っても通算2本目の本塁打を放つなど、投打で大暴れした。
前回登板の5月1日の横浜DeNA戦で9回1失点の完投勝利を挙げた右腕は、この日も立ち上がりから緩急を使いながら丁寧に低めを攻めてジャイアンツ打線を翻弄。前回登板では完封目前の9回に失点し、この日も1死からゲレーロに外野の間を抜かれて「またかと思った」と振り返るも、味方が素早い中継プレーで3塁タッチアウト。「良い守りに助けられて絶対に完封してやろうと思った」と秋山。最後はマギーをショートゴロに仕留めて、9回5安打無失点でゲームセット。新人だった10年の9月12日東北ヤクルト戦以来の完封勝利に「8年ぶりというのは本当に恥ずかしいことなんですけど…」と頭を掻きながらも、「先発の役割は果たせた」と胸を張った。
さらにこの日はバットでも存在感大。2回の第1打席でタイムリーを放つと、4回の第2打席では、山口俊から逆方向のレフトポール際へと放り込む自身通算2本目のホームラン。「いやあ、これも恥ずかしい。1本目のタイムリーは自分を楽にするタイムリー。ホームランはビックリしました」と秋山。高校時代には“伊予のゴジラ”と呼ばれて打撃でも注目を集めていた男は、二刀流の質問には「無理っすね…」。ファンからの大歓声を浴びながら「いい流れで明日以降に運べたと思う。僕は僕で次の登板に向けて準備をしっかりしたいと思います」と力強い言葉で今後のさらなる活躍を誓った。