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プロ野球

東北楽天・岸が7回3安打無失点!自身本拠地12試合ぶりの勝利!

ロッテに勝利し、ポーズをとる楽天の今江(左)と岸=楽天生命パーク宮城【写真提供:共同通信社】


東北楽天の岸孝之が8日の千葉ロッテ戦で7回3安打無失点の好投。チームの連敗を4で止めるとともに、昨年5月以来の本拠地白星を飾った。

 今季6試合目のマウンド。「とりあえず“勝ちたい”という気持ちだけで投げました」と岸。9回3安打無失点の完封勝利を挙げた前回登板(2日、対北海道日本ハム)の勢いをそのままに、この日も立ち上がりから抜群の安定感で付け入る隙を与えず。4回にウィーラーのソロ弾で先制点をもらい、7回の代打・今江年晶の2点タイムリーは「ちょうど見てなかった…」と苦笑いも、「盛り上がっていたので打ってくれたんだと思った」と岸。7回104球を投げて3安打無四球6奪三振。自身の連続無失点イニングを20に伸ばし、文句なしの今季3勝目を挙げた。

 岸は本拠地・楽天生命パークでは昨年5月28日の埼玉西武戦での勝利を最後に登板11試合勝ち星がなく6連敗中だっただけに、試合後は「やっと勝てました」と安堵の表情。チームは大型連休最終日の6日に早くも自力優勝が消滅したが、まだまだ諦めてはいない。「やっと勝てたので、ここからもっとたくさん仙台で勝てるように頑張りたい」という岸とともにイーグルスの逆襲が始まりそうだ。