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プロ野球

横浜DeNA・ソトが来日初出場で初タイムリー&初本塁打の大暴れ!

1回DeNA無死一塁、ソトが左越えに先制二塁打を放つ=横浜【写真提供:共同通信社】


 横浜DeNAのソトが6日の読売巨人戦で来日初出場し、2安打2打点デビューを飾って勝利に貢献した。

 1軍登録された当日に「2番・ライト」でスタメン出場すると、1回無死1塁で迎えた第1打席でいきなりレフトへのタイムリー2塁打。「スタメン出場は球場に来てから聞いた。2番は初めて。1軍に上がって、早くヒットを打ちたかったので、1打席目に出てよかった」とソト。「いい球が来たら、思い切り振っていこうと思った。結果的にツーベースになって、桑原を還すことができてよかった」と1軍での最初のスイングで結果を残すと、続く3回の第2打席。「真ん中に来たので思い切って振った」という一打は、バックスクリーンに飛び込む来日初本塁打となった。

 1、2番打者がなかなか固定せず4連敗中だったチームは、前日の敗戦で4月10日以来となる借金生活。「何かを変えなければいけない」というラミレス監督の打線組み替えが奏功し、今季初の2ケタ得点を記録して1日で勝率5割に復帰した。「(昇格して)すぐに結果を出してくれて、いいインパクトになった」という指揮官の期待に応えたソト。初めてのお立ち台では、日本語で「ガンバリマス」と三度繰り返し、スタンドを真っ青に染めたファンから歓迎の声援を受けた。大型連休明けの戦いにも大きな期待を持って臨めそうだ。