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大物ルーキーがついにデビュー!北海道日本ハム・清宮がプロの第一歩を踏み出す!

2回日本ハム2死、清宮がプロ初打席で中越え二塁打を放つ。投手岸、捕手嶋=札幌ドーム【写真提供:共同通信社】


 北海道日本ハムの清宮幸太郎が2日の東北楽天戦でプロ入り初スタメン。第1打席でプロ初安打となるフェンス直撃の2塁打を記録した。

 高校通算111本塁打を記録し、昨年のドラフトでは7球団競合の末、北海道日本ハム入りした清宮。キャンプとオープン戦期間中に2度体調不良で離脱し、開幕1軍はならなかった。4月10日の2軍戦で先発出場すると、その後15試合で4本塁打を記録。調子が上がってきたことから一軍昇格となった。

 この日は、「6番・DH」でスタメン出場。注目の第1打席は2回裏、2死ランナーなしの場面で、東北楽天の先発・岸孝之が投じた3球目の外角高めのストレートをジャストミート。あわやホームランという飛球はフェンス直撃の2塁打となった。

 清宮は、「うまく打てました。手応えは、まあまあでした。(プロ初打席は)いつも通り、平常心で打席に入ることができました」と初ヒットの感想を述べた。その後の打席では、巧みな岸の投球に翻弄され、2打席連続の空振り三振に倒れたが、初打席で結果を残す怪物ぶりを垣間見せた。

 一軍初戦は3打数1安打2三振という結果に終わった清宮。プロ生活はまだ始まったばかり。今後、ゴールデンルーキーがどんな活躍をみせるか、今後の活躍に期待が集まる。