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プロ野球

地方球場の鬼!メッセンジャーが7回1失点で今季4勝目!

4勝目を挙げ、ファンの声援に応える阪神・メッセンジャー=松山【写真提供:共同通信社】


 阪神のメッセンジャーが25日の東京ヤクルト戦に先発し、7回1失点の好投でハーラートップの4勝目を挙げた。

 24日の試合が雨天中止となってスライド登板となったが、「とにかく自分の仕事をすること。それだけを心がけていた」とメッセンジャー。3回まで出した走者は四球の1人だけと完璧な立ち上がり。2点の援護をもらった後、4回にバレンティンのタイムリー2塁打で1点差とされたが後続を許さず、6回の1死1、2塁のピンチには、バレンティンを今度は併殺打に打ち取った。7回には味方打線が2点の追加点を奪い、リーグトップの4勝目。地方球場では来日後7試合登板で無傷の6勝目を挙げた。

 「野球はチームスポーツ。点を取ってもらわないと勝てないので、チームメイトには感謝している」という頼れる助っ人右腕は「自分が長いイニングを投げれば、チームが勝つチャンスが増えると思っている」とメッセンジャー。今季で来日9年目となり、4月16日には国内フリーエージェント権を獲得。来季以降は外国人枠から外れることが決まっている。好物はラーメンなど、『日本人選手よりも日本人らしい』とも言われる助っ人は2013年の登板でも完封勝利を挙げた松山のファンに向けて「イイネ、マツヤマ、ダイスキデス」と流暢な日本語で声援に応えた。