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2016.11.27 00:01
【試合動画はこちら】2016アジアウィンターリーグ台湾 NPBイースタン選抜は、吉田正尚(オリックス)の先制犠牲フライなどで13対3の大勝発進
※掲載期限切れのため動画は削除しました
2016年アジアウインターリーグ(台湾)の第2日目。日本から派遣されたNPBイースタン選抜に続いて、NPBウエスタン選抜が台湾プロ野球選抜を相手に初戦を戦い、13対3の大勝を収めた。
先発オーダーは、以下のメンバーとなった。
1(二)溝脇隼人(中日)
九州学院高から2012年のドラフト5位で入団。堅守、俊足に巧打と三拍子そろった逸材として期待を受け、2014年8月に1軍デビュー。今季は1軍6試合出場。二遊間を守れる内野の注目株だ。
2(三)古澤勝吾(福岡ソフトバンク)
九州国際大附属高から2014年のドラフト3位で入団。高校時代は1年時からショートのレギュラーとして活躍。俊足巧打に華麗なグラブさばきを武器に、プロ2年目の今季は迂遠スタンの試合にセカンドもしくはサードとして計64試合に出場した。
3(一)石岡諒太(中日)
JR東日本では高卒1年目から公式戦に出場して若獅子賞も受賞。2015年のドラフト6位で入団。プロ1年目の今季は、春季キャンプ直前に腰の椎間板ヘルニア手術を受けて出遅れたが、5月の復帰以降はウエスタンで打率.289とシャープな打撃を披露。大型一塁手として秋季キャンプでも成長の証を見せた。
4(左)吉田正尚(オリックス)
敦賀気比高から青山学院大へ進み、侍ジャパン大学代表の4番、アマチュア№1スラッガーとして、2015年のドラフト1位で入団。「1番・DH」での開幕スタメンから6試合連続安打を記録。5月に腰痛で戦列を離れたが、8月の復帰後はアーチを量産。3番打者に定着し、約1カ月の間に2ケタ10本塁打をマークした。
5(中)近藤弘基(中日)
名城大から2014年の育成ドラフト4位で入団。プロの世界にもまれる中で腕を磨き、2016年7月に支配下登録。8月2日の巨人戦に「2番・レフト」でプロ初出場を果たし、いきなりプロ初安打プロ初打点を含む猛打賞デビュー。伝説のノーヒットノーラン左腕を父に持つ。
6(指)横田慎太郎(阪神)
鹿児島実業高から2013年のドラフト2位で入団。天性の長打力を持ち、高卒1年目から大きな期待を受ける中、1年目から2軍戦で1試合3本塁打を記録するなど大器の片鱗を見せる。3年目の今季は、金本新監督の下で開幕戦に「2番・センター」でプロ初出場初先発。6月下旬から2軍暮らしが続いたが、1軍で38試合に出場して大きな経験を積んだ。
7(右)幸山一大(福岡ソフトバンク)
富山第一高から2014年の育成ドラフト1位で入団。現役日本人外野手の最高身長となる1メートル91センチの体躯に無限の可能性を秘めた未完のスラッガー。今季はウエスタン19試合に出場。スケールの大きなスイングは魅力タップリだ。
8(捕)加藤匠馬(中日)
青山学院大から2014年のドラフト5位で入団。プロ1年目は1軍で3試合に出場した。2年目の今季は1軍1試合、2軍43試合に出場。チーム随一の鉄砲肩は必見の価値あり。
9(遊)宗(オリックス)
横浜隼人高から2014年のドラフト2位で入団。ギニア人の父から受け継いだ天性のバネを武器に、2年目の今季は2軍で60試合に出場して打率.272をマーク。9月18日のソフトバンク戦に「2番・ショート」でプロ初出場。未来のスター候補だ。
試合は初回から動き、イースタン選抜が1死2、3塁のチャンスを作り、4番・吉田のセンターへ犠牲フライを放って1点を幸先よく先制。先発マウンドに上った大卒1年目の青柳晃洋(阪神)が2回表にソロアーチを被弾したが、その直後に1死2、3塁から加藤の内野ゴロの間に勝ち越しに成功した。
4回には相手投手が制球を乱す中、1死1、3塁から幸山が三遊間を破るレフト前タイムリーを放つと、その後、宗が押し出し四球、溝脇のピッチャーゴロの間に1点、さらに吉澤が押し出し死球。台湾プロ野球選抜が継投策に入ったが、しっかりと3点を加えてリードを広げた。
5回にも1点を加えたイースタン選抜は、2回を1安打1失点の先発・青柳の後、大卒2年目のトルネード左腕・島袋洋奨(福岡ソフトバンク)が2回を2安打無失点に抑え、竜の未来のエース・鈴木翔太(中日)も1回を無安打無失点で2つの三振を奪う好投を披露。4番手でマウンドに上った横山雄哉(阪神)が相手の4番に特大の2ランを浴びたが、その代わりに打線が7回裏に再爆発。幸山の犠牲フライと溝脇の押し出し四球で2点を加えると、2死満塁から古澤がレフト前へ綺麗に弾き返す2点タイムリーを放ち、2ケタ10点目を奪った。
さらに8回裏には途中出場の大城滉二(福岡ソフトバンク)のタイムリー2塁打などで計3点を奪って大量リード。投げては、8回を児玉龍也(福岡ソフトバンク)、最後は石崎剛(阪神)が締めてゲームセット。今大会の初戦を13対3の勝利し、好スタートを切った。
台湾プ010002000|3
ウ選抜11031043×|13