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2018.03.12 17:15
元阪神マートン、震災の日に日本語でメッセージ「決して忘れません」
日本の阪神などでプレーした、元プロ野球選手のマット・マートンさんが3月11日、ツイッターを更新して東北大震災から7年経った思いを語った。
マートンさんは米国のシカゴ・カブスなどでプレーしたあと、2010年に来日して阪神に入団。初年度からイチロー外野手の記録を塗り替え、当時の日本最多記録を更新する214安打を放った。2016年からは米国球界に復帰。昨季限りで引退して現在はカブスの球団職員になっている。
マートンさんは「3.11を私は決して忘れません。今日、私は7年前の出来事を思い出しながら、日本のことを考えています」と日本語でツイッターに投稿し、「とても悲しい日でした。そして、あの日の痛みが今もなお続いている事を私は知っています」と当時を振り返った。
復興に尽力する人々の姿を「私の心に刻みこまれて忘れられません」としたが、歴史的な災害に「思い出すと未だに心の痛みを取り去ることは出来ません」と沈痛な様子。
「これからも皆さんお一人お一人が前進していかれますよう私の思いと心を込めてお祈りしています。祝福がありますように」
マートンさんのツイッターにファンからは、「あなたのような素晴らしい選手を、また、あなたのような素晴らしい選手が在籍していたチームを応援出来て、本当に幸せです」「マートン、ありがとう」「あなたみたいな助っ人がいた事にとても感謝です。新しい道でも栄光あれ」「アメリカに戻っても日本を気に掛けてくれてありがとうございます」などのコメントが寄せられている。