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プロ野球

強肩生かした二塁送球を武器に頂点目指す 工藤康心(読売ジャイアンツジュニア)

12月27日から北海道札幌市で行われる「NPB12球団ジュニアトーナメント2017 supported by日能研」。各チーム16名の精鋭小学生が日本一をかけて戦う大会も今年で13回目を迎える。侍ジャパンにも選出されている田口麗斗投手(巨人)、松井裕樹投手(楽天)、近藤健介捕手(日本ハム)らを過去に輩出した同大会で3年ぶりの優勝を目指す読売ジャイアンツジュニア・工藤康心捕手(主将)に決意を聞いた。

工藤康心(くどう・こうしん)・・・2005年4月8日。小山ファイターズ(東京都町田市)では3番を打ち、捕手や投手を務める。160cm50kg。右投右打。


★父は名門校の監督

————野球を始めたきっかけを教えてください。

工藤 お父さん(真彦さん)が桜美林高校の監督をしているので、野球は自然と始めました。お父さんは野球をよく教えてくれて優しいです。

————大会が近づいていますが、今はどんな気持ちですか?

工藤 みんな気持ちが高まってきていて良い形で臨むことができそうです。

————今年のチームの特徴はどのようなものですか?

工藤 攻撃も守備も一人ひとりの能力が高いチームです。特に投手では早貸将太郎くんが球も速くて、コントロールも良くて、スタミナもあって良いピッチャーです。打者では清原勝児くんが守備も良くて、長打も打てるのが良いところです。

————ジャイアンツジュニアに選ばれた時の気持ちはいかがでしたか?手応えはありましたか?

工藤 嬉しかったです。夏にセレクションがあって、合格の手応えがありました。

————憧れている選手はいますか?

工藤 巨人のマギー選手です。ホームランも打てるし、シングルヒットや二塁打も打てるので憧れます。

————ジャイアンツジュニアで活動を始めてから、約2ヶ月の成長はどのように感じていますか?

工藤 キャッチャーとしての投げ方、声の出し方、サインプレーが成長できたと思います。芳川庸コーチによく教えてもらっています。

————今大会楽しみなことはどんなことですか?

工藤 ベイスターズジュニアと決勝で戦って倒すことです。強いと言われていて、以前に練習試合をやった時(1勝1敗)も結構強く感じたので、勝って優勝したいです。

————将来の目標を教えてください。

工藤 プロ野球選手になって活躍することです。

————今大会で「このプレーを見てもらいたい」というところがあれば、よろしくお願いします。

工藤 投手としての姿も見てもらいたいですが、一番は捕手としての二塁送球です。捕ってすぐに正しくステップして、握りも早く持ち替えて、確実にアウトにすることを心がけています。

早貸将太郎くんの記事はこちら!

一番の武器と語る強肩を生かした二塁送球は、小学生で高いレベルにある


取材・写真=高木遊