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まだDeNAを“史上最大の下克上”と呼ぶのは早い…里崎智也が指摘


(c)Getty Images

野球解説者の里崎智也氏が10月24日にツイッターを更新。DeNAの日本シリーズ進出を「史上最大の下克上」と呼ぶことに対して、「使い方間違ってる人いるんだよな~!」と待ったをかけた。

DeNAは24日夜のクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージでリーグ優勝チームの広島を破り、0勝2敗(アドバンテージの1勝含む)からの4連勝で日本シリーズ進出を決めた。この姿にレギュラーシーズン3位からCSを勝ち上がり、日本シリーズも制した2010年のロッテを思い起こす人が多かった。

「再び史上最大の下克上」と話題になったが里崎氏は、「日本シリーズ制覇して、日本一になって『史上最大の下克上』になるわけで、まだ途中なんだよな~!」と、リーグ代表になっただけでは道半ばとしている。

もともと『史上最大の下克上』とは、里崎氏の「最高の下克上を見せる」という発言から派生して生まれたもの。それだけに「この言葉は俺が考えた言葉だから、俺が正しいとは思うんだけど!」と違和感を表明した。

さらに里崎氏は「何というか、2010年以降野球以外でもスポーツ界含め色んなところで、メディアで『下克上』って出ると思うんだけど、7年越しに流行語大賞くれないかな?(笑)めっちゃ流行ってると思うんだけど(笑)」とコメント。下克上は昔からある言葉で、「ただ俺は当てはめただけなんだけど!」としながらも、「でも欲しい」とした。

里崎氏のツイッターにはファンから、「しかもあの時のロッテの下克上は何度も崖っぷちに立たされた上でのもの」「その通りです里崎さんよくぞ言ってくださりました!!」「ロッテベイ兼任ですが、日本シリーズ制覇してこそ下克上と言えると思ってますよ!!!!」「日本一とかではなく、ゲーム差を考慮しての最大の下克上ってことだと思います」「ゲーム差的には過去最大差からのCS突破ですが、日本シリーズを勝ち取ってこそ初めて言えるセリフですよ!」などの声が寄せられている。

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