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プロ野球

巨人ドラ4・池田が大会MVP 日本選手権に出場したドラフト選手たち

◆ 巨人ドラ4・池田が大会MVP
 
 10月29日に開幕した「第42回社会人野球日本選手権大会」は、巨人からドラフト4位で指名された池田駿が所属するヤマハの初優勝で大会が終了した。今大会、池田をはじめドラフトで指名された選手が多く出場した。

 その中でも、目立った活躍を見せたのが池田だろう。今大会は3試合に登板し、19回を投げて自責点は5、防御率2.37を記録。決勝の日本通運戦では、7回2/3を投げ、8安打、10奪三振、自責1の好投した。初優勝に大きく手繰り寄せる投球を披露した池田は、大会MVPに選出された。

 ロッテからドラフト2位指名を受けた大阪ガスの酒居知史は、1回戦のJR四国戦で9回3安打、13奪三振の好投で完封。チームは準決勝でヤマハに敗れたが、今大会は20回を投げて無失点に抑えた。ちなみに、昨季の日本選手権を含めると36イニング無失点のままプロの舞台へと進む。

 一方で、オリックスから1位指名を受けた東京ガスの山岡泰輔は、1回戦のヤマハ戦で2回途中、6失点と試合を作ることができずノックアウト。最後の大会で、有終の美を飾ることができなかった。

 その他、日本選手権に出場した各球団のドラフト指名選手の大会成績は以下の通り。

◆ 日本選手権に出場した各球団のドラフト指名選手

<ロッテ>
2位 酒居知史(投手 / 大阪ガス)
1回戦:JR四国
○ 9回 3安打 13奪三振 自責0

2回戦:Honda鈴鹿
○ 7回 2安打 8奪三振 自責0

準決勝:ヤマハ
-4回 2安打 2奪三振 自責0

4位 土肥星也(投手 / 大阪ガス)
準決勝:ヤマハ
● 0回2/3 4安打 1奪三振 自責4

<西武>
3位 源田壮亮(内野手 / トヨタ自動車)
1回戦:NTT東日本
9番・遊撃 2打数1安打

2回戦:三菱重工広島
9番・遊撃 4打数1安打

準々決勝:日本通運
9番・遊撃 2打数1安打1打点

5位 平井克典(投手 / ホンダ鈴鹿)
1回戦:新日鉄住金広畑
○ 8回 5安打 9奪三振 自責0

2回戦:大阪ガス
- 2回1/3 3安打 3奪三振 自責2

<楽天>
5位 森原康平(投手 / 新日鉄住金広畑)
1回戦:Honda鈴鹿
● 7回 5奪三振 自責2

9位 高梨雄平(投手 / JX-ENEOS)
1回戦:NTT西日本
- 0回1/3 0安打 0奪三振 自責0

<オリックス>
1位 山岡泰輔(投手 / 東京ガス)
1回戦:ヤマハ
● 1回2/3 7安打 3奪三振 自責6

5位 小林慶祐(投手 / 日本生命)
1回戦:ビッグ開発ベースボールクラブ
- 2回 1安打 1奪三振 自責1
2回戦:日本通運
- 8回1/3 2安打 6奪三振 自責1

7位 飯田大祐(捕手 / ホンダ鈴鹿)
1回戦:新日鉄住金広畑
6番・捕手 3打数0安打
2回戦:大阪ガス
6番・捕手 2打数0安打

<巨人>
3位 谷岡竜平(投手 / 東芝)
1回戦:王子
- 5回2/3 8安打 3奪三振 自責1

4位 池田駿(投手 / ヤマハ)
1回戦:東京ガス
- 4回 5安打 2奪三振 自責2
準々決勝:JR西日本
○ 8回0/3 4安打 7奪三振 自責2
決勝:日本通運
○ 7回2/3 8安打 10奪三振 自責1

<阪神>
5位 糸原健斗(内野手 / JX-ENEOS)
1回戦:NTT西日本
3番・三塁 4打数1安打

8位 藤谷洸介(投手 / パナソニック)
1回戦:JFE西日本
○ 9回 6安打 7奪三振 0失点