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プロ野球

柳田が「1番・センター」で電撃スタメン!2安打1打点で勝利に貢献!

4回ソフトバンク2死二塁、柳田が右前に適時打を放つ=ヤフオクドーム【写真提供:共同通信社】


 右脇腹を痛めて戦列を離れていた福岡ソフトバンクの柳田が22日のCSファイナルステージ・東北楽天戦(ヤフオクドーム)で「1番・センター」でスタメン復帰を果たし、いきなりの2安打1打点の活躍を披露した。

 まずは初回の第1打席、今季8打数4安打と好相性を誇った東北楽天・美馬からショートへの内野安打を放つと、内川の犠牲フライで先制のホームイン。2回の第2打席はセンターフライに倒れたが、4回2死2塁の場面で回ってきた第3打席では藤平のフォークを捉えてライト前タイムリー。「せっかく使ってもらったので、何が何でも結果を出したかった。追加点が取れて良かったです」と喜んだ。

 プロ7年目の今季は打撃好調で一時は三冠王を狙えるほどの好成績を収めていたが、シーズン終盤の9月20日の北海道日本ハム戦で負傷。以降、ファームでリハビリを続けてきた。今ステージで連敗スタートとなって苦しんだ福岡ソフトバンクだったが、日本シリーズ進出に王手をかけた上で柳田が電撃復帰を果たし、チームはさらに勢いに乗った。柳田が1番に座った打順を見て、「打ち始めたらどこで終わるんだろうというくらいすごい打線」と工藤監督。4番・内川も絶好調。福岡ソフトバンクが、万全の態勢で日本シリーズに向かうことになった。