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プロ野球

濵口7回2失点粘投!宮﨑3打点&乙坂2打点!横浜DeNAが快勝!

広島に勝利しタッチを交わすDeNAナイン=マツダ【写真提供:共同通信社】


 投打の噛み合った横浜DeNAが6対2で広島東洋に勝利。アドバンテージを含めた対戦成績を1勝2敗とした。

 広島東洋が今季9勝5敗、防御率2.78の野村、横浜DeNAが今季10勝6敗、防御率3.57の濵口が先発。1回、2回までは両チーム無得点に終わったが、3回表に横浜DeNAが1死から桑原、ロペスの安打と四球で満塁とすると、筒香は三振に倒れたが、「濵口が頑張っていたので援護したかった」という宮﨑が2ストライクと追い込まれながらも、レフトに2点タイムリーを放った。

 4回裏に広島東洋が西川のタイムリーで1点を返したが、直後の5回表にも1死からロペスのヒットと宮﨑のエンタイトル2塁打で2死2、3塁とすると、広島東洋ベンチは柴田を歩かせて満塁。ここで、横浜DeNAは高城に代えて乙坂を代打で起用。その乙坂が初球をセンター前に弾き返して貴重な2点を追加した。その後、横浜DeNAは6回に1点を加えると、9回には宮﨑がレフトへソロ弾を放って突き放し、計11安打で6点を奪った。

 横浜DeNAの濵口は7回を7安打2失点の好投で、8回はパットン、9回は山﨑が締めてゲームセット。広島東洋は先発の野村が5回4失点と試合を作れず、打線も何度も得点圏に走者を進めたが、決定打を欠いて7安打で2得点。日本シリーズ進出に王手をかけることはできなかった。