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プロ野球

堂々の7回2失点!ルーキー・濵口の好投から横浜DeNAが逆襲開始!

6回、2死三塁のピンチに広島・会沢を空振り三振に仕留め、雄たけびを上げるDeNA・浜口=マツダ【写真提供:共同通信社】


横浜DeNAのドラフト1位左腕・濵口が、19日のCSファイナルステージ・広島戦(マツダ)に先発し、7回を7安打ながら2失点に抑える好投でCS初登板初勝利を挙げた。

 自身初の大舞台。「絶対に負けられない戦いの中で、しっかりとここに合わせて準備をしてきた。とにかく100%を出せるように試合に臨みました」と濵口。1回、2回といきなり走者を3塁に背負ったが、「絶対に先制点をやらないように、とにかく粘って行こうと思った」と後続を抑えて無失点で切り抜けると、3回に味方の援護を受けて以降も、「とにかく腕を振ってバッターに向かって行こう」と、威力のあるストレートを軸にスライダー、チェンジアップを交えて的を絞らせず、計128球で7回を投げ切ってリリーフ陣にバトンを渡した。

 新人のため、昨季の同カードでのCS敗退を経験してはいないが、「先輩方を見ていれば、その悔しさをひしひしと感じる。絶対にやり返すという気持ちを僕自身も持ってここに乗り込んだ」とキッパリ。レギュラーシーズンで2ケタ10勝をマークした力を存分に発揮したルーキー左腕は、「絶対に勝って横浜に帰れるように頑張るので、応援をよろしくお願いします」と眼を輝かせながらファンに頭を下げた。