- プロ野球
2017.10.17 23:33
横浜DeNA・ウィーランドが7回1失点で下克上勝利!来日1年目も「去年の借りを返す!」

6回阪神2死一塁、鳥谷(右)を二ゴロに打ち取りガッツポーズのDeNA・ウィーランド=甲子園【写真提供:共同通信社】
横浜DeNAのウィーランドが17日のCSファーストステージ第3戦・阪神戦(甲子園)に先発し、7回1失点の好投でチームの2年連続ファイナルステージ進出に貢献した。
レギュラーシーズンで2戦2勝、防御率1.76と相性がいい阪神戦。初回に味方打線から3点の援護をもらい「おかげで緊張がほぐれた」と野手に感謝すると、マウンド上では3回を除いて7回まで毎回走者を背負ったが、「ここで負けたら帰らなければならないという状況で、すごくいい試合ができた。ディフェンスがよく守ってくれた」と安定したピッチングで連打を許したのは失点した6回のみ。この日の計106球を「全体的にすべての球種がコントロールできていた」と自画自賛で振り返った。
来日1年目ながら、この日の試合後のヒーローインタビューでも「アリガトウゴザイマス」と流暢な日本語を披露したウィーランド。レギュラーシーズンでの広島戦は、投手として5試合に先発して3勝0敗と負けなしであると同時に、打者として13打数7安打3本塁打9打点と驚異的な数字を残した。下克上のキーマンとなる助っ人右腕は、「同じ状況だった去年は、自分はいなかったが、必ず広島を倒して去年の借りを返して日本シリーズに進みたい」と闘志を燃やしていた。