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横浜DeNAが2年連続のCSファイナル進出!ロペス3安打3打点!初回に阪神・能見を攻略!

阪神を破ってCSファイナルステージ進出を決め、喜ぶDeNAナイン=甲子園【写真提供:共同通信社】


横浜DeNAが6対1で阪神に勝利し、2年連続で3位からのCSファイナルステージ進出を決めた。

 1勝1敗、雨天順延でパ・リーグから1日遅れでの開催となったCSファーストステージ第3戦。阪神は今季6勝6敗、防御率3.72の能見、横浜DeNAは同10勝2敗、防御率2.98のウィーランドが先発した。すると横浜DeNAが、能見の立ち上がりを攻め、先頭の桑原の四球から梶谷、ロペスの連打で1点を奪うと、その後1死満塁となった場面で「みんながつないでくれたので、自分もその流れに乗ることができた」と、嶺井が三遊間を破る2点タイムリー。横浜DeNAが初回に3点を奪って試合の主導権を奪った。

 能見は、続く柴田にもヒットを許し、1死を取ったのみで1イニングを投げ切ることなく降板。初回から継投に入った阪神に対し、横浜DeNAは4回1死3塁から梶谷が「気持ちで打った」と前進守備のセカンドの横を抜けるタイムリー、さらにロペスが「感触は良かった。自分のスイングでしっかり捉えることができた」とセンターへ豪快な2ランを放ってリードを6点に広げた。

 反撃したい阪神は、4回、5回と得点圏に走者を進めながらも無得点。ようやく6回裏に2死から福留、大山の連打で1点を返し、投げては6回から登板した藤浪が2回を1安打無失点と好投したが、ウィーランドに7回7安打1失点に抑えられると、横浜DeNAが8回をパットン、9回は山﨑康の必勝リレーを決めてゲームセット。ロペスが3安打3打点の活躍を見せ、初戦の敗戦から2連勝でのファイナル進出を決めた。

 雨天順延の影響で横浜DeNAに移動日はなく、明日18日からリーグ覇者・広島を相手にしたCSファイナルステージが始まる。