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プロ野球

5点差逆転勝ち!読売巨人が連勝でCS進出へ望みを繋ぐ!

ヤクルトに逆転勝ちし、タッチを交わす巨人ナイン=神宮【写真提供:共同通信社】


5点差をひっくり返した読売巨人が6対5で東京ヤクルトを下し、連勝を飾った。

 先発は、東京ヤクルトが1勝1敗、防御率3.13のギルメット。一方の読売巨人は、同1勝3敗、防御率5.00の吉川光。先制したのは、前日に引き続き東京ヤクルト。3回表、1死2、3塁の場面で2番・山崎にタイムリーで得点。その後1死満塁で4番・山田が2点タイムリーを放ち、読売巨人の先発・吉川をマウンドから引きずり下ろした。さらに、この回2度目の満塁のチャンスから6番・中村の押し出し、7番・荒木のタイムリーで一挙に5得点と主導権を握った。

 リードをもらったギルメットは、4回まで読売巨人打線をわずか2安打に抑える好投。このままいくかと思われたが、5回表に突乱れてしまう。2つの四球とヒットで2死満塁のピンチを作ると、4番・阿部、5番・村田に連続タイムリーを浴び3失点を喫したところでマウンドを降りた。

 2点差にして流れを引き寄せた読売巨人は、6回表に2番・マギーのタイムリー、7回表には6番・亀井が第6号ソロを放ち、試合を振り出しに戻す。この勢いは止まらず8回表に、マギーのタイムリーで勝ち越し。この貴重な1点を7回途中からマウンドに立ったマシソン、カミネロで守りきった。

 勝利した読売巨人は3位と1.5差をキープしてCS進出へ望み。5連敗となった東京ヤクルトは投手陣が踏ん張れず。打線も3回以降は、チャンスを作れず追加点を奪えなかった。