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プロ野球

塩見6回途中1失点の好投!東北楽天が2カ月ぶりに福岡ソフトバンクに勝利!

ソフトバンクに勝利し、タッチを交わす松井裕(中央)ら楽天ナイン=ヤフオクドーム【写真提供:共同通信社】


 東北楽天が3対1で福岡ソフトバンクに勝利した。

 福岡ソフトバンクにとっては、16日にリーグ優勝を決めて以来、初のホームゲーム。福岡ソフトバンクの先発は最多勝を狙う東浜、東北楽天は塩見が先発マウンドに上った。

 2回表、東北楽天はウィーラーの特大ソロ弾で1点を先制。東浜は、その後も毎回走者を背負う苦しいピッチングが続いたが、何とか粘りを見せて5回1失点。わずか1点のビハインドにも関わらず、東浜は5回81球で降板。17勝目はならなかった。

 その後、6回表から2番手として登板した嘉弥真は、1死からヒットと四球で走者をためると、島内にセンター前に運ばれて1失点。さらに3番手・五十嵐がウィーラーに死球を与えて満塁とされ、銀次の当たりが一塁手の塚田の野選を誘ってさらに1点を失い、東北楽天が3対0とリードを奪った。

 3点を追う形となった福岡ソフトバンクは、6回裏の先頭・川島が四球で出塁。続く今宮のタイムリー2塁打で1点を返したが反撃はここまで。7回裏の2死満塁の好機でも得点を奪うことができず、1対3のまま試合終了。これで優勝決定後1勝4敗。すでに優勝は決まったとはいえ、投打ともに精彩を欠く試合が続いている。

 勝利した東北楽天は、先発の塩見がソフトバンク打線を6回途中まで2安打1失点に抑えて今季3勝目。塩見の後、青山、ハーマン、高梨、福山が無失点で繋ぎ、最後は松井裕が32セーブ目。チームは7月26日以来8試合ぶりに福岡ソフトバンク戦に勝利した。