４回広島無死一、二塁、バティスタが右翼線に適時打を放つ＝マツダ【写真提供:共同通信社】

広島東洋のバティスタが22日の読売巨人戦（マツダ）で2本のタイムリーを放って勝利に貢献した。

　「5番・レフト」でスタメン出場。1点リードで迎えた4回無死1、2塁の第2打席で、読売巨人の先発・マイコラスの外角高めの152キロのストレートを弾き返して一塁線を破ると、続く5回2死2塁の第3打席では、外角低めのカーブを再び逆方向へ弾き返す2打席連続タイムリー。「（1本目は）コースに逆らわずコンパクトにスイング出来ました。（2本目は）ファールで粘ろうと思っていましたが何とかヒットになって良かったです」と喜んだ。

　これでリーグ優勝を決めた18日の阪神戦から2戦連続で打点をマーク。「バッティングのフォームを変えてからいいアプローチができてきる。いい状態です。CSへ向けて一生懸命やっている」とバティスタ。鈴木を故障で欠く中、CS突破、そして日本一へ向けてカギを握る存在となりそうだ。