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プロ野球

ルーキーイヤーの偉業を振り返る…90年代生まれの選手5選


今シーズン、ひとりの大卒ルーキーが球界の注目を集めている。

日本大学を卒業し中日に入団した京田陽太内野手が、18日の巨人戦で新人最多安打の球団記録を塗り替えた。セ・リーグ新人最多安打記録歴代2位の高橋由伸(当時巨人)の記録を上回り、残る背中はミスタープロ野球・長嶋茂雄だけとなった。

ルーキーイヤーに様々な記録を打ち立てた選手達。今回は、京田と同じ1990年代生まれの選手に焦点を絞り、成し遂げられた記録を紹介する。
※( )内は入団年

■オコエ瑠偉(2016・楽天)
関東第一高校からドラフト外れ1位指名で楽天に入団。高卒新人野手として、球団史上初の春季キャンプ一軍スタートを果たした。

2016年成績…打率.185 1本塁打 6打点 4盗塁

高卒新人選手が、NPBの一軍公式戦開幕カードでプロ初盗塁
開幕カードで盗塁を決めた高卒新人は、1952年に中西太(当時西鉄)が開幕2試合目の近鉄戦で記録して以来、64年ぶり。ドラフト制導入後(1966年以降)では初となった。

NPB高卒新人選手17年振りの猛打賞を記録
高卒新人の猛打賞は1999年に東出輝裕(当時広島)と赤田将吾(当時西武)が記録して以来17年振りとなった。

■松井裕樹(2014・楽天)
桐光学園からドラフト1位指名で楽天に入団。球団新人選手では田中将大(当時楽天)以来2人目となる、春季キャンプ一軍スタートとなった。

2014年成績…27試合登板 4勝8敗 126奪三振 防御率3.80

NPB高卒新人投手による、一軍公式戦の連続イニング無被本塁打記録更新
一軍初登板となった4月2日のオリックス戦初回から8月26日の対西武戦(コボスタ宮城)2回表2死まで、合計70回2/3イニングにわたって被本塁打0を継続。1966年に堀内恒夫(当時巨人)が記録した70回1/3イニングを48年振りに更新した。

■森友哉(2014・西武)
大阪桐蔭高校からドラフト1位指名で西武に入団。

2014年成績…打率.275 6本塁打 15打点

3試合連続本塁打
2014年8月14日のオリックス戦でプロ初本塁打を放つと、15、16日と3試合連続本塁打を放った。この記録は1968年に江島巧(当時中日)が記録して以来46年ぶりであり、森は史上3人目となった。

また、そのうち2本が代打本塁打。同年9月9日のロッテ戦に代打で出場し、高卒新人選手としては史上初となる3本目の代打本塁打を放った。

■大谷翔平(2013・日本ハム)
花巻東高校からドラフト1位指名で日本ハムに入団。打者と投手の二刀流として、その起用法を含めて大きな話題となった。

2013年成績…(投手)13試合登板 3勝0敗 防御率4.23 (野手)打率.238 3本塁打 20打点

新人投手の初登板での最速球速記録
5月23日のヤクルト戦で初登板・初先発を果たした。157km/hを記録し、新人投手の初登板として史上最速となった。

高卒新人でプロ初勝利・初本塁打を記録
6月1日の中日戦でプロ初勝利、7月10日の楽天戦にてプロ初本塁打を放った。1967年の江夏豊(当時阪神)以来、46年振り11人目となった。

■藤浪晋太郎(2013・阪神)
大阪桐蔭高校からドラフト1位指名で阪神に入団。

2013年成績…24試合登板 10勝6敗 防御率2.75

開幕最速登板
3月31日、公式戦開幕3戦目のヤクルト戦でプロ初登板・初先発を果たす。この記録は、開幕4戦目に先発した松坂大輔・涌井秀章(当時西武)を抜き、史上最速登板となった。

高卒新人初4月3勝
4月は3勝を挙げ、ドラフト制導入後では史上初の記録となった。

リーグ史上2人目となる高卒新人の月間MVP受賞
8月に4勝、防御率1.09を記録し月間MVPに選ばれた。セ・リーグでは1987年の近藤真一以来、2人目となった。

高卒新人2桁勝利
セ・リーグでは江夏豊以来46年ぶり5人目となる高卒新人での10勝を記録した。その後、2リーグ制後では史上9人目となる高卒ルーキーイヤーからの3年連続の二桁勝利を達成した。

阪神・藤浪晋太郎
楽天・松井裕樹
西武・森友哉
日本ハム・大谷翔平
阪神・藤浪晋太郎
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