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福岡ソフトバンクが2年ぶり90勝!北海道日本ハムは16年ぶり90敗…

7回、勝ち越しソロを放ちナインに迎えられるソフトバンクの代打塚田=札幌ドーム【写真提供:共同通信社】


福岡ソフトバンクが4対1で北海道日本ハムに勝利。シーズン90勝目を挙げた。

 先制したのは北海道日本ハム。3回に先頭の西川がヒットで出塁し、内野ゴロで1死2塁となり、レアードがセンター前へタイムリーを放った。先発の上沢は福岡ソフトバンク打線を5回まで散発の2安打で無失点に抑えたが、6回に「フォアボールから無駄な失点をしてしまった」と崩れた。先頭打者への四球から2死1、3塁のピンチを迎え、中村のタイムリーで同点とされた。7回には塚田にソロ本塁打を打たれて勝ち越しを許すと、2本の内野安打で2死1、2塁とされ、本多のタイムリー2塁打で3点目を許してマウンドを降りた。

 福岡ソフトバンク先発のバンデンハークは、6回まで本塁打の1点のみに抑えて13勝目を挙げた。7回以降は嘉弥間、五十嵐、岩嵜、森の4投手のリレーで北海道日本ハムの反撃を許さなかった。

 2年ぶりに90勝に到達した福岡ソフトバンクは、残り10試合に全勝すれば100勝に到達し、1955年に南海が記録した99勝のプロ野球のシーズン最多勝利記録を更新する可能性を残した。一方の北海道日本ハムはソロ本塁打のみの1点に抑えられ、今季80敗目で借金30となった。