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プロ野球

角中が勝ち越し2ラン!二木が粘りの6回2失点で6勝目!千葉ロッテが快勝!

3回ロッテ無死一塁、角中が右越えに勝ち越し2ランを放つ=メットライフドーム【写真提供:共同通信社】


千葉ロッテが6対3で埼玉西武に勝利。先発の二木が約1カ月半ぶりの6勝目を挙げた。

 二木と岡本の投げ合い。ともに立ち上がりから不安定で、二木は初回から2四球を出してピンチを背負った。2回には、まず千葉ロッテが中村、田村のヒットにパラデスの死球で満塁として加藤のタイムリーで2点。埼玉西武も中村の内野安打の後に金子、秋山のタイムリーで2点を奪って同点。続く3回表には、千葉ロッテが荻野のヒットの後に角中がライトポール際への7号2ラン。リプレー検証が行われたが判定は変わらず、序盤3回を終えて千葉ロッテが2点のリードを奪った。

 試合の鍵は、二木が3回以降立ち直って粘りのピッチングを見せたこと。4回無死1塁、5回1死1塁、6回無死1塁とヒットで走者を背負ったが、いずれも次打者を併殺に仕留めてチャンスを作らせず。6回8安打2四球ながら2失点(自責1)に抑え込んで8月6日以来の6勝目。2番手の有吉が1点を失ったが、大谷、内が無失点に抑え、内が14セーブ目を挙げた。

 敗れた埼玉西武は、先発の岡本が4回2/3を7安打4失点で降板。打線は、タイムリーを放った秋山、源田に加え、森、外崎も2安打を放ち、相手の11安打を上回る12安打を放ったが、打線が繋がらず。8回には3番手の牧田が、無死満塁のピンチから田村のタイムリー内野安打と代打・福浦の犠牲フライで2点を失って万事休す。これで3位・東北楽天の差は2ゲームに縮まった。