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【9月18日プロ野球全試合結果】広島がリーグ優勝、楽天がサヨナラ勝ち、西武がソフトバンクに2戦連続サヨナラ勝ち


広島、2年連続8度目の優勝…バティスタが値千金の決勝打
広島は9月18日、甲子園球場で阪神と対戦。1点を争う接戦をバティスタ外野手の決勝打により、3-2と勝利。2年連続8度目の優勝を決めた。

広島は初回、走者三塁の場面で松山竜平外野手が適時打を放って、幸先よく1点を先制。4回表には、走者一、三塁の好機を作ると、野村祐輔投手がスクイズを決めて2-0。その後、阪神に2-2と試合を振りだしに戻されるも迎えた8回表、1死一、二塁の好機にバティスタ外野手が適時打を放ち、3-2と勝ち越しに成功した。

投げては、2番手で登板した一岡竜司投手が今季6勝目。敗れた阪神は、7回裏に陽川尚将内野手が同点本塁打を放ち粘りを見せたが、あと一歩及ばなかった。

広島の連覇は37年ぶりの快挙。緒方孝市監督はリーグ優勝を決めた瞬間に涙。歓喜の胴上げでは、11回宙を舞った。

楽天が劇的なサヨナラ勝ち…最終回に3点差ひっくり返す
楽天は9月18日、Koboパーク宮城でロッテと対戦。最終回に3点差ひっくり返し、4-3と劇的なサヨナラ勝利を飾った。

楽天は0-3と3点ビハインドで迎えた9回裏、無死一、二塁の好機を作ると、藤田一也内野手が適時打を放ち1点を返す。続く無死一、三塁の場面でアマダーが適時打を放ち1点差。さらに指名打者・ペゲーロにも適時打が飛び出し同点とすると、満塁の場面で銀次内野手が押し出しの四球を選び、サヨナラの走者が生還した。

投げては、序盤に3失点しながらも粘りの投球で9回まで投げ抜いた則本昂大投手が今季13勝目。敗れたロッテは、先発の石川歩投手が8回まで無失点の快投を続けていたが、9回に突如として崩れた。

中日、ルーキー・笠原祥太郎がプロ初勝利…巨人は打線がわずか2安打と沈黙
中日は9月18日、ナゴヤドームで巨人と対戦。先発したルーキー・笠原祥太郎投手が8回無失点の快投を見せ、2-0で勝利した。

中日は0-0で迎えた8回裏、2死二塁の好機を作ると、藤井淳志外野手が今季第6号の2点本塁打を放って先制。投げては、先発の笠原が巨人打線をわずか2安打に封じる好投でプロ初勝利を挙げた。

敗れた巨人は、先発の田口麗斗投手が7回無失点の快投を見せていたが、リリーフのマシソン投手がまさかの被弾。痛い敗戦を喫した。

日本ハム、投打がかみ合い快勝…吉田侑樹が7回1失点でプロ初勝利
日本ハムは9月18日、札幌ドームでオリックスと対戦。先発の吉田侑樹投手が7回1失点の好投を見せるなど投打がかみ合い、7-1で快勝した。

日本ハムは初回、相手守備のミスで1点を先制すると、満塁の好機で横尾俊建内野手が適時二塁打を放ち3-0。さらに清水優心捕手の内野ゴロの間に走者が生還し4-0とした。

6回裏にはレアード内野手が今季第32号のソロ本塁打、7回裏には西川遙輝外野手が今季第9号となる2点本塁打を放ち7-1とリードを広げた。

投げては、先発の吉田がオリックス打線を封じてプロ初勝利。敗れたオリックスは、先発の山崎福也投手が1回もたずに4失点と乱調だったことが響いた。

西武が大逆転で2戦連続サヨナラ勝ち…ソフトバンクは最大7点差守れず
西武は9月18日、メットライフドームでソフトバンクと対戦。延長10回までもつれ、両チーム合わせて34安打が飛び交った乱打戦を制し、14-13で勝利した。

西武は初回、無死一、二塁の好機を作ると、浅村栄斗内野手が適時打を放って1点を先制。続く走者二、三塁の場面では指名打者・森友哉が適時三塁打を放ち3-0とリードを広げた。
その後は、ソフトバンク打線に先発のウルフ投手がつかまり、一時は4-11と7点のリードを奪われるものの、中盤から反撃開始。

6回裏には、秋山翔吾外野手の今季第24号となる2点本塁打などで3点を返すと、7回裏にも2点を返し1点差。8回裏には、走者一、二塁の場面で森が適時三塁打を放ち、12-11と逆転に成功した。

それでも粘るソフトバンクは9回表、西武の守護神・増田達至投手からデスパイネが今季第34号のソロ本塁打を放ち同点。延長10回表には今宮健太内野手の適時打で13-12と勝ち越しに成功した。

それでもあきらめない西武は迎えた10回裏、森が再び適時打を放ち同点とすると、1死一、二塁の好機で金子侑司外野手が適時二塁打を放ち、サヨナラの走者が生還した。

投げては、7番手の牧田和久投手が今季3勝目。敗れたソフトバンクは、リリーフ陣が崩壊した。

DeNAがヤクルトとの接戦を制す…倉本寿彦が決勝打
DeNAは9月18日、横浜スタジアムでヤクルトと対戦。倉本寿彦内野手の決勝打により、4-2で勝利した。

DeNAは1-2と1点ビハインドで迎えた4回裏、ロペス内野手が今季第28号となるソロ本塁打を放ち同点とすると、7回裏には倉本が適時二塁打を放ち、3-2と勝ち越しに成功。8回裏には嶺井博希捕手が今季第3号のソロ本塁打を放ち、4-2とリードを広げた。

投げては、2番手の三上朋也投手が今季3勝目。敗れたヤクルトは、先発のブキャナン投手が6回2失点の好投を見せるも、打線が援護できなかった。

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