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プロ野球

千葉ロッテの2年目・平沢がプロ168打席目での初本塁打!

楽天―ロッテ  9回、プロ初本塁打を放ち、三塁に向かうロッテ・平沢=Koboパーク宮城【写真提供:共同通信社】

 千葉ロッテの高卒2年目・平沢が16日の東北楽天戦(Koboパーク宮城)がプロ初本塁打を放った。

 大敗ムードの中、6回の守備から途中出場。9点ビハインドの9回2死走者なしから打席に入ると、東北楽天の高卒3年目・小野のカウント2-2からの5球目のストレートを捉え、ライトスタンドへ突き刺した。「うれしいです。入ってくれてよかった。自信になります」と平沢。これが出場69試合目、168打席目で生まれた記念すべきプロ初本塁打となった。

 1997年12月24日生まれの19歳。名門・仙台育英高で1年秋からショートのレギュラーを務め、3年夏の甲子園では3本の本塁打を放ってチームを決勝にまで導いた。ドラフトでは千葉ロッテと東北楽天の2球団から1位指名。抽選の結果、千葉行きが決定したが、この日の凱旋で、故郷の宮城で待望の一発。スタンドの東北楽天ファンからも歓声が沸き起こった。チームは再開に低迷し、この日の試合は大敗を喫したが、その中で次世代のスター候補が、自らの成長を印象づける一発を放った。