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【9月10日プロ野球全試合結果】ソフトバンクと広島がともに9連勝で優勝マジック5、阪神が連夜のサヨナラ勝ち、楽天・則本昂大が12勝目


ソフトバンクが9連勝、サファテが三者三振切りで50セーブ到達…ロッテは反撃及ばず
ソフトバンクは9月10日、ZOZOマリンスタジアムでロッテと対戦。投打ががっちりとかみ合い、6-3で勝利。見事に9連勝を飾りマジックを5とした。

ソフトバンクは0-0で迎えた7回表、2死二塁の好機を作ると、本多雄一内野手が適時打を放ち1点を先制。続く2死一、二塁の好機では今宮健太内野手が適時三塁打を放ち3-0とリードを広げた。

その後、満塁のピンチを招くと荻野貴司外野手の適時打で1点差まで詰め寄られるも、9回表には今宮が今季第13号となる2点本塁打を放つなど3点を追加。最終回にロッテの連打からピンチを招くも、最後は守護神のサファテが三者三振切りの圧巻の投球を見せ、50セーブに到達した。

先発の和田毅投手は8回途中2失点の好投。敗れたロッテは、9回に登板したルーキーの土肥星也投手が3失点と誤算だった。

広島が9連勝で優勝マジック5…松山竜平の同点弾で勢いづき逆転勝利
広島は9月10日、ナゴヤドームで中日と対戦。4-3と見事な逆転勝利を飾り破竹の9連勝。優勝マジックを5とした。

広島は1-3と2点ビハインドで迎えた7回表、松山竜平外野手が今季第12号となる2点本塁打を放ち試合を振りだしに戻すと、続く走者一、三塁の好機に西川龍馬内野手が適時内野安打を放ち4-3と勝ち越しに成功した。

投げては、先発の大瀬良大地投手が6回3失点と粘りの投球を見せて今季9勝目。敗れた中日は、リリーフ陣がリードを守り切れなかった。

阪神、2試合連続サヨナラ勝ち…代打・伊藤隼太が値千金の一打
阪神は9月10日、甲子園球場でDeNAと対戦。代打・伊藤隼太のサヨナラ打により、7-6と劇的な勝利。3位DeNAは、同日に勝利した4位巨人とのゲーム差がなくなった。

阪神は5-6と1点ビハインドで迎えた8回裏、1死満塁の好機を作ると、森越祐人内野手が押し出しの四球を選び6-6の同点。9回裏に2死満塁の場面で、伊藤が値千金の適時打を放ち、サヨナラの走者が生還した。

投げては、6番手のドリスが今季4勝目。敗れたDeNAは8回表に6-5と一時は逆転したものの、リリーフ陣が1点を守り切れなかった。

西武、日本ハムとの乱打戦を制す…源田壮亮が決勝打
西武は9月10日、メットライフドームで日本ハムと対戦。源田壮亮が決勝打を放ち、8-7で乱打戦を制した。

西武は3-2と1点リードして迎えた4回裏、中村剛也内野手が今季第25号となる2点本塁打を放ち5-2。5回裏には山川穂高内野手が今季第16号となる2点本塁打を放ち、7-2とリードを広げた。

6回表に、レアード内野手の今季第31号のソロ本塁打や西川遥輝外野手の適時打など日本ハムの打線がつながり一気に7-7の同点とされるも、6回裏に1死二塁の好機を作ると、源田が適時打を放ち8-7と勝ち越しに成功した。

投げては、先発のウルフが6回途中5失点、2番手の平井克典投手が2失点と振るわなかったものの、3番手以降のリリーフ陣が日本ハム打線を無得点に抑えて逃げ切った。

楽天、則本昂大が7回1失点で今季12勝目…嶋基宏が値千金の決勝打
楽天は9月10日、Koboパーク宮城でオリックスと対戦。先発の則本昂大投手が7回1失点の好投を見せ、2-1で勝利した。

楽天は0-0で迎えた2回裏、ペゲーロ外野手が今季第25号となるソロ本塁打を放ち1点を先制。4回表に同点とされるも、5回裏には、2死三塁の場面で嶋基宏捕手が値千金の適時打を放ち、これが決勝点となった。

投げては、則本が安定した投球を見せて今季12勝目。敗れたオリックスは、先発の松葉貴大投手が6回2失点と好投を見せるも打線が援護できなかった。

巨人、投打がかみ合いヤクルトに快勝…マイコラスが今季13勝目

巨人は9月10日、東京ドームでヤクルトと対戦。先発のマイコラス投手が7回無失点の好投を見せるなど投打がかみ合い、6-1で快勝した。

巨人は0-0で迎えた2回裏、長野久義外野手の内野ゴロの間に走者が生還し1点を先制。4回裏には相手のミスで2-0とすると、7回裏には走者一、三塁の好機に阿部慎之助内野手が適時打を放って3-0。村田修一内野手にも適時打が飛び出すなど5-0とリードを広げた。

投げては、先発のマイコラスがヤクルト打線を封じて今季13勝目。敗れたヤクルトは、先発の成瀬善久投手が4回2失点と振るわず、打線も巨人の継投の前にわずか4安打と沈黙した。

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