- プロ野球
- MLB
- 高校野球
2017.09.09 23:53
【9月9日プロ野球全試合結果】広島が8連勝で優勝マジック6、阪神・鳥谷敬がサヨナラ打、ヤクルト・山田哲人が2打席連発
広島、8連勝で優勝マジック6…岩本貴裕が値千金の逆転3ラン
広島は9月9日、ナゴヤドームで中日と対戦。岩本貴裕内野手が逆転3ランを放ち、9-5で勝利。8連勝を飾り、優勝マジックを6とした。
広島は3-5と2点ビハインドで迎えた7回表、1死三塁の好機を作ると、松山竜平外野手が適時打を放ち1点差に詰め寄る。続く好機に、岩本が今季第1号となる値千金の3点本塁打を放ち、7-5と逆転に成功。8回表にも2点を加え、9-5とリードを広げた。
投げては、2番手の九里亜蓮投手が今季8勝目。敗れた中日は3番手で登板した谷元圭介投手が誤算だった。
日本ハム、レアードが決勝弾…加藤貴之が8回途中無失点
日本ハムは9月9日、メットライフドームで西武と対戦。先発の加藤貴之投手が8回途中無失点の好投を見せ、1-0で勝利した。
日本ハムは0-0で迎えた4回表、レアード内野手が今季第30号のソロ本塁打を放ち1点を先制。その後は無得点に終わったものの、先発の加藤が西武打線を封じ、後を継いだリリーフ陣も好投を見せた。
敗れた西武は、先発の多和田真三郎投手が7回1失点の好投を見せるも、打線が日本ハム投手陣の前に沈黙し、援護できなかった。
ソフトバンク、千賀滉大が今季13勝目…ロッテは好機を生かせず
ソフトバンクは9月9日、ZOZOマリンスタジアムでロッテと対戦。先発の千賀滉大投手が7回1失点の好投を見せ、2-1で勝利した。
ソフトバンクは初回、走者二塁の好機を作る地、柳田悠岐外野手が適時打を放ち1点を先制。続く好機に、松田宣浩内野手が適時打を放ち2-0とした。
投げては、先発の千賀が危なげない投球でロッテ打線を封じて今季13勝目。最後は守護神のサファテ投手が三者凡退で締めた。
敗れたロッテは、先発の涌井秀章投手が1回以降は立ち直り、ソフトバンク打線を無得点に抑える好投を見せていたが、打線が援護できなかった。
オリックス、山岡泰輔が6回2失点で8勝目…楽天は追い上げ及ばず
オリックスは9月9日、Koboパーク宮城で楽天と対戦。先発の山岡泰輔投手が6回2失点の好投を見せ、5-3で接戦をものにした。
オリックスは初回、杉本裕太郎外野手がプロ入り第1号となる先頭打者本塁打を放ち、幸先よく1点を先制。続く走者一、二塁の場面では、ロメロ外野手が適時二塁打を放って2-0。その後、指名打者・マレーロに犠飛が飛び出し3-0。伊藤光捕手には適時打が飛び出し、4-0とした。
投げては、先発の山岡が楽天打線を封じて今季8勝目。敗れた楽天は、藤田一也内野手の今季第2号の本塁打などで3点を返すも、あと一歩及ばなかった。
ヤクルト、投打がかみ合い巨人に快勝…山田哲人が2打席連発で全打点
ヤクルトは9月9日、東京ドームで巨人と対戦。山田哲人内野手が2打席連続本塁打を放つなど投打がかみ合い、4-0で快勝した。
ヤクルトは0-0で迎えた6回表、1死一、二塁の好機を作ると、山田が今季第22号となる3点本塁打を放ち先制。9回表にはこの日2本目となるソロ本塁打をたたき込み、4-0とリードを広げた。
投げては、先発の小川泰弘投手が7回無失点の好投を見せて今季8勝目。敗れた巨人は、先発の畠世周投手が6回3失点と粘りの投球を見せていたが、打線が援護できなかった。
阪神、延長12回に鳥谷敬がサヨナラ打…藤川球児が今季3勝目
阪神は9月9日、甲子園球場でDeNAと対戦。鳥谷敬内野手がサヨナラ打を放ち、2-1で劇的な勝利を飾った。
阪神は初回、1死満塁の好機を作ると、中谷将大外野手の打球をDeNA・先発の石田健大投手が捕球ミス。走者が生還し1点を先制する。
その後、7回表に梶谷隆幸外野手に適時二塁打を浴びて同点とされるも、迎えた延長12回裏、満塁の絶好機を作ると、前の試合で通算2000本安打を達成した鳥谷が適時打を放ち、サヨナラの走者が生還した。
投げては、7番手で登板した藤川球児投手が今季3勝目。敗れたDeNAは、先発の石田が6回1失点と好投を見せ、後を継いだリリーフ陣も阪神打線を無得点に抑えていたが、最後まで打線が援護できなかった。