- 大学野球
2017.09.08 17:50
【東都大学野球 秋季リーグ戦 1部】國學院大vs立正大3回戦 飯野周太4安打2打点の活躍!山岡就也も完投勝利で応え國學院大が勝ち点1!
終盤の猛攻で引き離した國學院大が7対1で勝利。
初回、敵失のランナーを三塁に進めると、飯野周太外野手(4年・修徳)のタイムリーで先制。3回には再び飯野がライトスタンドへ運ぶソロ本塁打を放ち追加点を挙げる。2-1で迎えた8回には諸見里匠内野手(4年・沖縄尚学)のタイムリーや、代打・鎌仲純平外野手(2年・北海)の走者一掃となる3点タイムリー二塁打など5安打を集中し、一挙5点を奪って立正大を突き放した。
投げては山岡就也投手(3年・広島新庄)が4安打1失点の完投勝利。味方の好守や援護もあり今季初白星を挙げた。
立正大は4回、伊藤裕季也内野手(3年・日大三)のソロ本塁打で1点を返し、続く5回には1死から連打で二、三塁と一打逆転のチャンスを作るがあと1本出ず。先発した釘宮光希(3年・日大三)も8回途中まで粘り強い投球を続けていたが、5失点(自責点は4)で降板した。
この試合、1本塁打を含む4打数4安打の活躍を見せた飯野。春季リーグ戦では不調に陥り、本人も理由が分からないまま復調することはなかった。だが「野球はホームランや長打が醍醐味」と、パワーをつけるために夏場はウエイトトレーニングを重ねた。その成果が今カード2本塁打と表れただけに、試合後は「この2本はすごく自信になりました」と振り返って続けた。
「監督さんの指導で、しっかりと下半身主導でリズムを取ってバッティングすることをみんな意識しているのですが、僕もそれがはまっています。今季は1打席1打席に根拠があります」
◎國學院大學・鳥山泰孝監督
「1戦1戦を戦いながら強くなりましたし、チームになっていった感じがします。山岡をはじめバッテリーの頑張りや、打線が働くべきところで働いてくれました。非常に厳しい開幕カードでしたが、勝ち点を取れたことは大きかったです」
國學院大 101000050=7
立正大 000100000=1
【國】山岡―平古場
【立】釘宮、鈴木、竹内(慎)、木寺、福井―小畑
本塁打:國學院大・飯野《3回ソロ》
立正大・伊藤(裕)《4回ソロ》
文・写真:山田沙希子