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プロ野球

史上7人目!東北楽天・松井裕が3年連続30セーブ!

3年連続の30セーブ目を挙げた楽天・松井裕=東京ドーム【写真提供:共同通信社】


楽天の松井裕が7日の北海道日本ハム戦(東京ドーム)で、2点リードの9回裏に登板。1死から田中賢にヒットを許したが、後続をしっかりと抑えて今季30セーブ目(3勝1敗)を挙げた。

 これが今季47試合目の登板。開幕から圧巻のパフォーマンスを続けて首位快走の原動力となったが7月27日に左肩を痛めて登録抹消となり、ようやく8月19日に1軍復帰。だが、復帰直前から8月15日からチームは6連敗を喫し、同23日からは1分けを挟んで泥沼の10連敗。地獄の半月の間、自身は3試合に登板したのみ。守護神であるが故に出番が回って来ずに歯がゆい時を過ごした。だが、この日は久々のセーブが付く場面。堂々たるマウンドさばきで9回を締めた。

 ドラフト1位で入団した高卒4年目左腕。2年目に抑えに転向して33セーブを挙げると、3年目の昨季は30セーブ。そして今季は残り26試合を残して、岩瀬仁紀(中日)、高津臣吾(ヤクルト)、小林雅英(ロッテ)、永川勝浩(広島)、武田久(日本ハム)、サファテ(ソフトバンク)に続く史上7人目の3年連続30セーブを記録した。最多セーブのタイトルは、先日日本記録を更新したサファテがいるために絶望的だが、21歳の未来のある男にはまだまだチャンスがあるはずだ。