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【9月3日プロ野球全試合結果】ソフトバンクがサヨナラ勝ち、楽天は泥沼の10連敗、中日が阪神との接戦を制す


ソフトバンク、デスパイネがサヨナラ打…楽天は則本昂大が最終回に力尽き痛恨の10連敗
ソフトバンクは9月3日、ヤフオクドームで楽天と対戦。息詰まる投手戦となるも、最後は指名打者・デスパイネがサヨナラ打を放ち、1-0で劇的な勝利を飾った。

ソフトバンクの先発・和田毅投手および楽天の先発・則本昂大投手が互いに好投。ソフトバンクは和田を7回までとし、以降は継投策へ。対する楽天は則本が9回まで続投した。0-0で迎えた9回裏、2死一、二塁の好機を作ると、デスパイネが適時打を放ちサヨナラの走者が生還した。

投げては、3番手のモイネロ投手が今季4勝目。敗れた楽天は、則本が9回まで投げきる力投を見せたが、打線が4安打と沈黙。ソフトバンク投手陣を打ち崩せなかった。

オリックスが連勝、吉田正尚の3ランなどで打ち勝つ…西武はウルフが誤算
オリックスは9月3日、京セラドーム大阪で西武と対戦。効率のいい攻めで西武に打ち勝ち、11-6で勝利した。

オリックスは2-3と1点ビハインドで迎えた3回裏、1死一、二塁の好機を作ると、吉田正尚外野手が今季第10号となる3点本塁打を放ち5-3と逆転に成功。5回裏には、満塁の好機でマレーロ内野手が走者一掃の適時二塁打を放ち8-3。その後、2点差まで追い上げられるも、7回裏には再び満塁の好機を作ると、安達了一内野手が左中間を深々と破る適時三塁打を放ち、11-6とリードを広げた。

投げては、2番手の金田和之投手が今季2勝目。敗れた西武は、先発のウルフが5回途中8失点と振るわず、リリーフ陣も打ち込まれた。

日本ハム、石井一成が決勝3ラン…ロッテは二桁安打も好機を生かせず
日本ハムは9月3日、ZOZOマリンスタジアムでロッテと対戦。石井一成内野手が決勝3ランを放ち、5-2で勝利した。

日本ハムは初回、走者二塁の好機を作ると、指名打者・大谷翔平が適時打を放ち1点を先制。続く中田翔内野手には適時二塁打が飛び出し2-0とした。

3回裏にロッテに同点とされるも、7回表には2死一、三塁の好機を作ると、石井が値千金の3点本塁打を放ち5-2と勝ち越しに成功した。

投げては、2番手の宮西尚生投手が今季4勝目。敗れたロッテは日本ハムを上回る10安打を放ちながらも好機を生かせなかった。

広島、投打がかみ合いヤクルトに快勝…岡田明丈が今季12勝目
広島は9月3日、神宮球場でヤクルトと対戦。先発の岡田明丈投手が6回2失点の好投を見せるなど投打がかみ合い、9-2で快勝した。

広島は0-1と1点ビハインドで迎えた2回表、松山竜平外野手が今季第10号のソロ本塁打を放ち同点。続く好機に、會澤翼捕手が今季第4号の2点本塁打を放ち3-1と勝ち越しに成功。その後も會澤がこの日2本目のアーチを放つなど効果的に加点し、終始試合の主導権を握った。

投げては、先発の岡田明丈投手が6回2失点の好投を見せ、今季12勝目。敗れたヤクルトは、先発の山中浩史投手が4回途中7失点と振るわず、打線も広島投手陣の前につながりを欠いた。

DeNA、巨人との投手戦を制す…濱口遥大が8回無失点で今季9勝目
DeNAは9月3日、横浜スタジアムで巨人と対戦。先発の濱口遥大投手が8回無失点の好投を見せ、1-0で勝利。連敗を3でストップした。

DeNAは0-0で迎えた8回裏、1死一、三塁の好機を作ると、柴田竜拓内野手が犠飛を放って均衡を破る。投げては、先発のルーキー・濱口が巨人打線を相手に8回を無失点、最終回は守護神の山崎康晃投手が締めて投手戦を制した。

巨人の連勝は4でストップ。打線はDeNA投手陣の前にわずか4安打と沈黙した。

中日が阪神との接戦を制す…小笠原慎之介が今季4勝目、ゲレーロが今季大33号
中日は9月4日、甲子園球場で阪神と対戦。先発の小笠原慎之介投手が6回2失点の好投を見せ、4-2で接戦をものにした。

中日は0-0で迎えた4回表、1死二塁の好機を作ると、ゲレーロ外野手が今季第33号となる2点本塁打を放ち先制。2-2の同点とされて迎えた7回表には、2死一、二塁の好機に、武山真吾捕手が値千金の適時打を放ち、4-2と勝ち越しに成功した。

投げては、先発の小笠原慎之介投手が今季4勝目。敗れた阪神は、先発のメンドーサ投手が7回8奪三振4失点と粘投を見せたが、打線が援護できなかった。

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