ニューヨーク・メッツが9月2日、トロント・ブルージェイズを自由契約になった青木宣親と契約したことを発表した。青木にとってはメジャー7球団目の所属先になる。

メッツのジョン・リコGM（ゼネラルマネージャー）補佐は球団公式サイトのインタビューに対し、「最近の外野手の負傷具合を見て、監督に別のオプションを提供しようと思った」とベテラン外野手獲得の狙いを語った。

今季の青木はヒューストン・アストロズでシーズンを開始。6月には日米通算2000安打も達成したが、7月にトレードでブルージェイズに移籍していた。ブルージェイズでは12試合に出場して打率.281、3本塁打、8打点の成績を残したが8月28日に40人枠から外された。

新チームが決まった青木にファンからは、「とにかく所属先が決まって良かった」「まだまだメジャーでできると思うので決まって良かったです」「1シーズンで3球団目。家族も引っ越し大変だと思うけど頑張ってほしい」「出場機会ありそうなチームに決まったな」などの声が寄せられている。

メッツの外野陣はトレードで選手を放出したほか、今季絶望と見られる負傷者が相次ぎ非常に手薄な状態。青木のコンディション次第ではレギュラーとして試合に出続けることも可能で、来季に向け大事なアピールの場になりそうだ。