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2016.11.04 00:28
このあと9時から韓国戦!次世代の野球界を担う若き侍たちの躍動を見逃すな!
侍ジャパンU23代表いよいよスーパーラウンドへ突入
(「BASEBALL GATE」では全試合LIVE配信をおこないます。https://baseballgate.jp/)
メキシコ・モンテレイで開催されている「第1回WBSC U-23ワールドカップ」(現地日時10月28日(金)~11月6日(日))もいよいよ大詰めのスーパーラウンドに突入する。日本代表は、予選を5戦全勝のBグループリーグ1位で通過し、初戦の相手はAグループを4勝1敗の2位で通過した宿敵・韓国。日本同様、将来を嘱望されたプロとアマの混合チームで今大会に臨んでおり、日本戦へのモチベーションは非常に高い。
この大会の前身である2014年に開催された「第1回 IBAF 21Uワールドカップ」では、日本代表は惜しくも準優勝に終わったが、その時の中心選手たちは現在各球団の中心となり活躍を続けている。その一人が、広島カープ25年ぶり優勝の立役者の一人、‘神ってる’鈴木誠也で、21Uワールドカップでの成績は、22打数11安打 打率.500と首位打者に輝いている。また、今シーズン途中から阪神タイガース不動のショート・鳥谷敬からポジションを奪い、レギュラーの座を固めつつある北條史也も8打数4安打6打点とチームの中心として活躍し、日本代表の準優勝に大きく貢献した。その他、今や北海道日本ハムの中心選手である近藤健介や、今年巨人のローテーションに入り10勝をあげ、侍ジャパントップチームの強化試合にも選出された田口麗斗など、侍ジャパンアンダー世代での国際試合経験を経て、多くの選手が飛躍を遂げている。
今回の代表選手でも将来有望な選手たちが今大会で活躍を続けている。打者では、今季NPBでは1軍出場はないものの、オープニングラウンドから日本代表の4番に座り、ここまで21打数10安打で本塁打2本、打点12を記録し勝負強い打撃を見せる真砂勇介(福岡ソフトバンク)。また前回の21Uワールドカップでも代表入りし、今大会でもオープニングラウンド19打数11安打で打率5割7分9厘を記録し、来期以降ブレイクが期待される武田健吾(オリックス)、既に一軍で活躍をしている乙坂智(横浜DeNA)や高卒1年目の初打席で、現役最後の登板になった先発の三浦大輔から一軍初本塁打を放った廣岡大志など注目の選手が目白押しだ。
投手陣でも、今季1軍で15試合に登板し3勝をあげ、斎藤監督から今大会のエースに指名された安樂智大(東北楽天)、ウエスタン・リーグの最多奪三振を獲得し、キレのいいボールを投げ込み、予選のオーストラリア戦でも好投を見せたサウスポーの笠原大芽(ソフトバンク)、昨シーズンは貴重な中継ぎとして29試合に登板するなど1軍での実績もある歳内宏明(阪神)など、安定感のある顔ぶれが並ぶ。
次世代の野球界を担う若き侍たちのスーパーラウンドでの躍動に注目だ。