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プロ野球

福岡ソフトバンクが首位攻防戦3連勝!6.5ゲーム差!

楽天に3連勝し、タッチを交わす松田(左端)らソフトバンクナイン=Koboパーク宮城【写真提供:共同通信社】


福岡ソフトバンクの2連勝で迎えた第3戦は、福岡ソフトバンクが4対1で東北楽天に勝利して同一カード3連勝。ゲーム差を6.5に広げた。

 初回はスコア以上に乱れた試合展開となった。東北楽天の先発は辛島。先頭の川島を右安で出し、2死3塁までは抑えたが、続く柳田に四球を与え1、3塁としたところで、デスパイネに適時2塁打を打たれて2失点。さらに松田に四球、明石が右安で2死満塁のピンチを迎えるなど、立ち上がりに苦しんだ。

 福岡ソフトバンクの先発は武田。こちらも乱調の立ち上がりとなった。先頭の茂木に四球を与え、2番ペゲーロに2塁打を打たれて無死2,3塁、ここで3番ウィーラーの強いゴロは三塁手の横を抜き、記録上は敵失で1点を返す。さらに銀次の四球で満塁となるなど、1回表裏だけで約40分を要する長いイニングとなった。

 ところが2回以降は両投手とも何とか踏ん張り、辛島は5回までを1安打1四球、武田は5回2死までを2安打4四球で、いずれも無失点で切り抜け、1点差のまま勝敗は救援陣へと託される。

 後半戦に入って福岡ソフトバンク打線は、6回表に東北楽天の2番手・久保から松田の2塁打と江川の適時打で1点、8回表には4番手・福山からデスパイネが28号ソロで1点を追加したのに対して、東北楽天打線は、嘉弥真、森、モイネロ、岩嵜のリレーを前に無四球無安打に抑えられ、着実に追加点を挙げた福岡ソフトバンクが4対1で勝利した。

 東北楽天は今季ワーストを更新する6連敗、首位攻防戦3連敗となり、首位とのゲーム差は6.5に広がった。

 コメント

 ◆ソフトバンク・デスパイネ(1回表、2点適時2塁打)

 「初回からチャンスでしたし、集中して打席に入りました。(1塁走者の)ギータもよく走ってくれましたし、初回に得点できたのはチームにとっても大きいと思います」

 

 ◆ソフトバンク・江川(6回表、追加点となる適時打)

 「初回のチャンスで打てなかったので、このチャンスで絶対に打ってやろうと思って打席に入りました。追加点となり良かったです」