BASEBALL GATE

プロ野球

ルーキー畠が8回1失点で3勝目!読売巨人が3連勝!

DeNAに勝利し、ファンの声援に応える巨人・畠=東京ドーム【写真提供:共同通信社】


 4位・読売巨人が6対1で3位・横浜DeNAを下し、ゲーム差を2に縮めた。

 ルーキー対決となったこの試合。読売巨人は今季2勝1敗、防御率4.76の畠、一方の横浜DeNAは同7勝4敗、防御率3.14の濱口が先発のマウンドへ立った。

 先に主導権を握ったのは読売巨人。1回裏、立ち上がり制球の定まらない濱口から2つ四球をもらうと、3番・坂本のタイムリーで先制。さらに4番・阿部の犠牲フライ、5番・村田の「イメージ通りに打ち返せた」という15試合ぶりの9号2ランで計4点を挙げた。

 序盤に援護をもらった畠は、力のあるストレートで強気に攻めるピッチングで横浜DeNA打線を翻弄。5回まで7つの三振を奪い勢いを付けた。そして打線は5回裏、2死2塁の場面で坂本にタイムリーが生まれ、その後2死1、3塁では村田にもタイムリーが生まれ2点を追加。畠は、8回表に横浜DeNAの7番・梶谷に15号ソロを浴び1点を失うも、その後は点を与えず、8回3安打1失点9奪三振でマウンドを降りた。9回は西村がなんなく抑えて、同一カード3連勝を飾った。

 本拠地・東京ドームで初勝利となった畠は、「初回に野手の方々が点を取ってくれたので思い切って投げることができました」と笑顔。3連敗となった横浜DeNAは、自慢の打線が2日連続の3安打と繋がらず。先発・濱口も5回7安打6失点と誤算だった。